あなたは、
介護士からの転職について知りたい
どんな仕事が自分に合うのかが気になる
介護経験を活かせる職種を知りたい
このようにお悩みではありませんか?
たしかに、介護の仕事はやりがいがある一方で、体力的・精神的な負担が大きく、転職を考えることもありますよね。結論からお伝えすると、介護士から転職するときの選択肢は、以下のとおりです。
- 介護士を続ける
- 介護士と似た業種に転職する
- 介護の経験を活かせる違う業種に転職する
- 介護士とは関係ない業種に転職する
そこでこの記事では、
介護士から転職するときの4つの選択肢
介護業界でおすすめの転職先5選
介護士と似たおすすめの転職先5選
介護経験を活かせる違う転職先6選
介護とは関係のない転職先5選
年齢に合った介護士からの転職先
介護士からの転職による4つのデメリット
介護士からの転職を成功させる6つのコツ
介護士におすすめの転職サイト
転職でよくある質問
について、解説しています。
この記事を読んで、介護士からの転職活動にぜひ役立ててください。
介護士から転職するときの4つの選択肢
介護士から転職するときの4つの選択肢は、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
介護士を続ける
まず1つ目の選択肢は「介護士を続ける」です。
介護士を続ける選択肢は、すでに身についているスキルを最大限に活かせる点がメリットです。介護の仕事は専門性が高く、経験を積むことで信頼や評価が高まります。キャリアを伸ばしたい人にとっては、安定した道といえるでしょう。
ただし、今の職場環境で過度なストレスがあったり、体力的に厳しい場合は、転職を検討するのも必要です。
介護士を続ける場合は、具体的に以下の点を許容できるか考えましょう。
- 給与が低い
- 休みが少ない
- 急な出勤を求められる可能性がある
- シフト制で体調不良になりやすい
- 介助で体を壊すリスクがある
- 人間関係で悩むことが多い
以上の内容がすべての施設で当てはまるわけではないため、入社前に確認しておくとよいでしょう。介護業界で働くのは、さまざまなリスクを抱えることになります。自分がどのように生きていくか、考える時間をつくるのもオススメです。働く環境を見直すのは、キャリアステップを踏むうえで欠かせません。
将来の自分をイメージし、介護士を続けるか判断するとよいでしょう。
介護士と似た業種に転職する
2つ目の選択肢は「介護士と似た業種に転職する」です。
福祉や医療関連の職種であれば、介護で学んだ知識やスキルがそのまま活かせます。たとえば、医療事務やリハビリ関連の仕事では、介護士としての経験を応用できる場面が多くあるでしょう。
介護の現場では、利用者の状態を正確に把握し、適切にサポートすることが求められます。こうした観察力や対処力は、他の福祉職でも重要です。介護と似た業種に転職するときは、事前に必要な資格やスキルを取得してから転職活動を進めると成功しやすくなるでしょう。
介護の経験を活かせる違う業種に転職する
3つ目の選択肢は「介護の経験を活かせる違う業種に転職する」です。
介護の経験を活かしつつ、違う業種に転職するのもよいでしょう。介護の現場で培ったコミュニケーション能力は、他の職種でも高く評価されます。カスタマーサポートや営業など、対人スキルを活かせる職種では活躍できる可能性が高いです。
利用者が問題行動を起こしたとき、冷静に対処できる能力は他業種でも非常に役立ちます。場面ごとの柔軟な対応力は、クレームや顧客への対応にも応用できるのです。転職を考えているときは、自分が持っているスキルを見直し、どの業種で活かせるか考えてみましょう。
介護士とは関係ない業種に転職する
4つ目は「介護士とは関係ない業種に転職する」です。
思いきって、まったく別の職種に転職してみてもよいでしょう。介護とはかけ離れている業界に挑戦することで、新たなスキルや経験を積めます。異業種に挑戦する一番のメリットは、新たなキャリア形成ができる点です。
異業種への転職が難しく思えても、介護で習得した柔軟な対応力や問題解決力は、大きなアピールポイントになります。新しい業界に進むときは、未経験でも採用されやすい職種や、自分が興味をもてる分野を探すのがポイントです。自分に合った業種を選ぶことで、より充実した働き方ができるでしょう。
注意点は、介護と関係ない職種は慣れるまでに相当な時間がかかるケースがあることです。職場も、未経験という理由で何度も同じミスを許せるわけではないため、必死に学ぶ姿勢は周りの人に示し続けましょう。
介護業界でおすすめの転職先5選
介護業界でおすすめの転職先6選は、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
ケアマネジャー
介護業界でほかの職種に転職するときは、ケアマネジャーがオススメです。
ケアマネジャーは、介護保険の申請やケアプランの作成をする仕事で、現場経験のある介護士に向いています。利用者やその家族と密に関わるため、介護現場で身についたコミュニケーション能力が発揮できるでしょう。
仕事内容は、利用者のトラブルや目標を調整する機会が多く、ケアプランをとおして利用者に合った介護サービスを提案する能力が求められます。介護士とは違う視点で利用者の生活をサポートする、大切な仕事といえるでしょう。働き方としては、リモートワークができたり、介護士と比べて休みが多かったりするメリットがあります。
ケアマネジャーの資格を取る場合は、合格率20%前後の狭き門であるのを覚えておきましょう。
以下に、過去の受験者数や合格率の表を作成したため、参考にしてみてください。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
平成30年度 | 49,332 | 4,990 | 10.1% |
令和元年度 | 41,049 | 8,018 | 19.5% |
令和2年度 | 46,415 | 8,200 | 17.7% |
令和3年度 | 54,290 | 12,662 | 23.3% |
令和4年度 | 54,406 | 10,328 | 19.0% |
令和5年度 | 56,494 | 11,844 | 21.0% |
引用元:厚生労働省「第26回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」
加えて民間の資格であるため、定期的に研修を受けないと資格をはく奪されてしまいます。働き続ける場合は、5年に1度の研修を必ず受けるようにしましょう。事務職が好きで、現場とは違う角度から介護に関わりたい人にはオススメの職種です。
福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員は、介護現場で必要な道具や機器を利用者に提案する仕事です。介護の現場経験があると、利用者の生活にどのような福祉用具が役立つか、的確にアドバイスできます。
利用者が車椅子を必要とするとき、その使用方法や最適な選び方を説明し、生活の質を向上させるサポートができます。利用者にとっても、自分の生活に役立つ用具を紹介されることで、介護に対するストレスが軽減されるでしょう。専門知識を活かして、介護現場で直接的に役立つ支援ができる仕事です。
以下の国家資格を持っている人は、講習の受講なしで福祉用具専門相談員として勤務できます。
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- 保健師
- 看護師
注意すべき点は、現場から離れる働き方であっても、力仕事をしないとは限らないことです。福祉用具全般を取り扱う職種であり、ベッドなどを利用者の自宅に運ぶときは重労働が必要になります。必ずしも軽作業しかしないという点は覚えておきましょう。
生活相談員
生活相談員は、利用者やその家族の相談に乗り、施設での生活を円滑に進める職種です。利用者が日常生活の中で感じる不安や悩みを受け止めて解決策を提案するため、介護士としての共感力や問題解決力が活かされます。
介護の現場では、利用者から職員の悪口が出ることもあり、そのときの対応1つが信頼関係に大きく影響します。このような不満や意見を聞き取り、信頼関係を築くことで、よりよい環境が作れるのです。介護の現場経験を活かし、利用者の生活をサポートする重要な役割といえます。
生活相談員の業務は、以下のような内容です。
- 新規利用者の契約締結
- 事業所への営業
- 書類作成・整理
- ケアマネジャーや家族様との連携
- 訪問会議の参加
とくに必要な資格はなく、施設から任命されれば生活相談員として働けます。しかし、現場と事務作業を兼務するケースが多いため、非常に忙しくなります。給与がアップするかは職場によるため、着任前に確認しておくのもよいでしょう。
サービス提供責任者
サービス提供責任者は、介護サービス全体の運営やスタッフの管理を行うポジションです。介護現場での経験が豊富な人に向いており、リーダーシップを発揮できる仕事です。介護業界では「サ責」とも呼ばれています。
現場では職員同士の連携が重要であるため、普段から働きやすい環境が必要です。職場全体を管理する視点から、問題の解決に導くことで、職場の雰囲気を改善することができます。ほかにも、利用者からの苦情や悪口が発生する場合、調整役として大いに活躍できます。
サービス提供責任者の平均月収は、厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、おおよそ35万円です。福祉・介護業界において重要な役割を担う職種であるため、給与水準は高い傾向にあります。
引用元:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」
経験とスキルを積み重ねることで、さらなるキャリアアップの機会も広がります。介護の現場においては、組織全体を支える存在として、今後も重要性は高まっていくでしょう。
介護教員
介護教員は、介護技術や知識を次の世代に教える役割です。長年の介護経験がある場合は、教育者として新しい道を歩むこともできます。教える側に回ることで、自身の経験を伝えながら、さらに学びを深められるでしょう。
教室では介護現場の状況を共有し、これから介護業界に入る生徒たちに適切なアドバイスができます。介護の現場で感じた課題や改善点を、未来の介護士たちに伝えることができます。介護士としての実体験を伝えることで、結果的に業界全体へ貢献することが可能です。
教員として働くには、5年間の実務経験が必要です。3年以上の専任教員経験を積めば、教務主任としての道もみえてきます。自分の経験を伝えて次世代を育てたいと強く思う人は、目指してみるのもよいでしょう。
介護士と似たおすすめの転職先5選
介護士と似たおすすめの転職先6選は、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
リハビリ職
病気やけがの後遺症で困っている人の回復をサポートする専門家です。体の機能を改善し、社会復帰ができるように支援します。介護で使う身体介護の知識や、利用者とのコミュニケーション力が発揮できるでしょう。
リハビリ職には、以下の3種類があります。
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
いずれも国家資格の取得が必須となります。リハビリ職になるには、専門学校や大学で3〜4年学ぶ必要があり、難易度は高いといえます。国家資格の試験に合格すると、病院やデイサービスなど様々な場所で働けるようになり、さまざまな場所で活躍できるようになります。介護施設や病院で働いた経験も活きるため、職種としては転職しやすい部類に入るでしょう。
心理カウンセラー
悩みを抱える人の気持ちに寄り添い、問題解決に向けて支援する仕事です。相手の気持ちを理解し、適切なアドバイスをします。心理カウンセラーはさまざまな場所で活躍できるうえに、介護の現場で培った傾聴力やコミュニケーション力が大きな強みになります。
心理カウンセラーが活躍できる場所は、以下のとおりです。
- 学校
- 病院
- 企業 など
転職時は、産業カウンセラーなどの資格があると有利です。個人で営業していきたい人は、カウンセリングルームを開くこともできるため、検討してみてもよいでしょう。
心理カウンセラーにも、国家資格の「公認心理師」があります。「介護福祉士」を持っていると優遇されるように、心理カウンセラーも同じです。資格の取得には心理学を専攻とする大学を卒業する必要があり、介護士からの転職では難しいかもしれません。
看護師
医師の指示のもと、患者の治療や健康管理をサポートする専門職です。生活補助のエキスパートである介護職を経験していれば、知識や経験が大いに役立つでしょう。
看護師になるには、看護学校で3〜4年学び、国家資格を取得する必要があります。合格すれば病院や診療所、在宅医療など、様々な場所で働くことが可能です。介護士で習得した観察力や緊急時の対応力は、看護師としても重要なスキルになります。給与の基本水準が高いため、金銭的な余裕を持てるのも魅力です。
介護士から看護師に転職したい場合は、早い段階で動けば活動を有利に進められるため、看護学校の説明会に参加するなど早めに検討してみましょう。
看護助手
看護助手は看護師のサポート役として、医療の現場で働く仕事です。特別な資格がなくても始められるため、介護士からの転職先として人気があります。介護現場で実践してきた介助方法や、利用者の気持ちに配慮した対応ができるポイントが大きな強みになります。
主な仕事内容は、以下のとおりです。
- 患者の入浴や排泄介助
- 食事の配膳
- ベッドメイキング
- 診療に使う器具の準備や洗浄
看護助手は仕事を始めやすい利点もあり、以下の4つになります。
- 専門学校への通学が不要
- 国家資格の取得が不要
- 未経験でも応募できる求人が多い
- 介護の経験が評価される
資格を取得すると、よりよい条件で働けるでしょう。「看護助手実務能力認定試験」の合格証やメディカルケアワーカーの資格があると、即戦力として評価されます。メディカルケアワーカーは看護助手の専門性を証明する新しい資格として注目されており、希少性もアピールできるでしょう。
保育士
子どもたちの成長を支え、安全で楽しい環境をつくる仕事です。遊びの指導だけでなく、生活面のサポートも行います。
介護で求められる安全への配慮をするスキルは、保育の現場でも活かせます。子どもの笑顔に囲まれながら働けるため、子どもと触れ合うのが好きな人は、やりがいを感じられるでしょう。
保育士の資格は、試験に合格することで取得できます。介護福祉士の資格を持っている人は、3つの試験科目が免除されるため、資格を取りやすいメリットがあります。
3つの試験科目は、以下のとおりです。
- 社会的養護
- 子ども家庭福祉
- 社会福祉
上記の内容は、一般社団法人「全国保育士養成協議会」で解説されているため、参考にしてみてください。
介護経験を活かせる違う転職先6選
介護経験を活かせる違う転職先4選は、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
介護タクシードライバー
介護タクシードライバーは、介護が必要な人を安全に目的地まで送り届ける仕事です。この仕事では、介護の身体介助スキルが直接役立ちます。
介護タクシーには、車椅子やベッドのまま乗車できる特別な福祉車両が使用されます。主に、要介護1以上の認定を受けた一人で公共交通機関を利用できない人が対象です。乗客の乗り降りのサポートが求められるため、介護の現場で培った知識と技術が活かせます。体調確認や安全な移乗介助ができれば、利用者の安心感を高めることができるでしょう。
一方で、福祉タクシーという、要支援の人向けのサービスもあります。こちらは介護資格がなくても働けるため、選択肢の候補として覚えておきましょう。
事務職
事務職は、パソコンを使った書類作成や電話対応が中心で、体への負担が少ない仕事です。体力に不安がある人でも、取り組みやすい仕事でしょう。
事務職は多くの企業で人気が高く、競争も激しい職種です。求人数は限られているものの、病院や福祉施設の事務では、介護の知見が強みになります。介護の現場で身につけたコミュニケーション力や丁寧さが役立つため、人とのやりとりがスムーズにできる人材として重宝されるでしょう。
注意すべきなのが、求人倍率が高いため、正社員での採用が難しいことです。最初は非正規雇用から始めて、経験を積みながらスキルを磨くのも一つの方法です。
営業職
営業職は、自社の商品やサービスを顧客に紹介し、販売促進を行う仕事です。介護の現場では基本となるコミュニケーション力が強みになるでしょう。
営業では、相手のニーズを理解し、適切な商品やサービスを提案する力が必要です。福祉・介護用品を扱う企業であれば、介護の経験が活かせます。実際に使用される製品の魅力を、使い方や効果と一緒に介護士からの情報も具体的に説明できれば、顧客の信頼も得やすくなります。この点は、ほかの営業員よりも大きなアドバンテージになることは間違いありません。
さらに、営業職は成果に応じて収入が増えるインセンティブもあるため、収入を増やしたいと考えている人にオススメの職種です。
キャリアアドバイザー
キャリアアドバイザーは、転職希望者に対して職探しやキャリア形成をサポートする仕事です。介護業界での経験があれば、介護業界専門の転職エージェントで活躍できるでしょう。
介護経験を活かすことで、介護士の気持ちに寄り添いながら、実際の仕事内容や職場の雰囲気について的確なアドバイスができます。自身の体験をとおして、実際に働きやすい職場を提案することで、転職希望者に安心感を与えられます。
転職経験がある場合は、相手の立場に立ったサポートがしやすくなるため、信頼されるキャリアアドバイザーとして成長できるでしょう。
医療事務
医療事務は、医療機関での事務作業を担当する仕事です。直接介護に関わる職種ではないものの、介護現場での知識が役立ちます。介護施設や病院で働いた経験があると、利用者や家族とのコミュニケーションもスムーズに進められるでしょう。
利用者からの書類に関する問い合わせや手続きの説明など、介護職で学んだ説明力を活かす場面も多いです。医療業界に近い仕事ですが、介護職での経験が大きな強みとなります。事務作業に興味がある人には、安定した職場環境が魅力的な選択肢です。
フィットネストレーナー
運動やストレッチをとおして、会員の健康づくりをサポートする仕事です。目標や体力に合わせて、適切な運動メニューを提案します。介護の現場で学んだ体の仕組みや安全動作の知識は、トレーナーとしても役立ちます。施設によっては、介護士が利用者の機能訓練を行う場所もあるため、その経験も活きるでしょう。
フィットネストレーナーは、スポーツジムや介護予防施設などで働くことができます。民間の資格を取得すると、より多くの就職先から選べるでしょう。フィットネスクラブでアルバイトから入り、実践的な経験を積みながら正社員を目指す方法もあります。体を動かすことが好きな人におすすめの仕事です。
介護とは関係のない転職先5選
介護とは関係のない転職先5選は、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
接客業
接客業は、お店やサービス施設で利用者と直接関わる仕事です。スーパーマーケットや洋服店、家電量販店の販売スタッフ、美術館やレジャー施設の案内係など、さまざまな職場があります。介護も接客業と似ているサービス業で、相手の気持ちを理解する力が活かせるでしょう。
接客を経験すると、利用者の要望を聞き取る力や、柔軟な対応力が身につきます。表情や声からニーズを察知し、最適な商品を提案する場面もあります。商品知識や最新トレンドにも詳しくなれるため、知見を広げる機会にもなるでしょう。
IT業界
IT業界はコンピュータやインターネットを使った仕事をする分野で、近年では人気が高まっています。正確でスピーディな作業が求められるため、介護での丁寧な対応や慎重な作業が役立ちます。
IT業界で未経験からスタートできる仕事は、以下のとおりです。
- データ入力
- カスタマーサポート
- 簡単なプログラミング
データ入力では、タイピングの正確さや情報を確認する力が重要です。プログラミングスクールで基礎を学んでから転職する人も多く、意欲があれば幅広く挑戦できる業界です。在宅で働ける仕事も多く、ワークライフバランスを重視した働き方を実現できます。
製造業
製造業は工場での作業が中心で、黙々と作業に取り組む時間が長い仕事です。介護の仕事で、人との関わりに疲れている人には向いているでしょう。
製造業では、決められた手順に沿って作業を進める力や集中力が求められます。部品を組み立てたり、品質管理をしたりする仕事では、細かいチェックや正確さが重要です。勤務時間が決まっている職場が多く、残業が少ない点も魅力です。未経験者向けの求人が多いため、比較的転職しやすい仕事といえます。
オペレーター
オペレーターは、利用者からの問い合わせに対応する仕事です。デスクワークが中心で体への負担が少ないため、介護で体を悪くしてしまった人や、丈夫ではない人にオススメできます。
カスタマーサポートやテクニカルサポートなどがあり、それぞれ役割が違います。製品の問い合わせに答える場合は、使い方やトラブルの解決方法をわかりやすく説明します。特別な資格も必要ないため、未経験からでも始めやすい仕事といえるでしょう。
建設業
建設業は建物の建設を行う仕事で、体を動かすことが多いのが特徴です。介護職で培った体力が活かせるため、体力に自信のある人には向いています。
建設業界では、安全意識やチームで協力する力が求められます。足場の組み立てや塗装作業では、決められた手順に従い、危険がないように進められます。チームワークが大事なのは介護業界と共通しており、習得した対人スキルが活かせるでしょう。
人手不足から未経験者を積極的に採用されることが多く、安定した職種です。給与は経験に応じて上がっていくため、スキルを磨きながらキャリアアップを目指すこともできます。
年齢に合った介護士からの転職先
以下では、年齢に合った介護士からの転職先を解説します。
年齢別に記載しているため、ご自身の年代に当てはまる項目を読んでみてください。
20代にオススメの業種
20代は可能性を重視し、採用される時期です。未経験の仕事にも挑戦しやすく、新しい資格の取得もしやすい年代なのは、20代にしかない強みといえます。
20代にオススメの仕事は、以下のとおりです。
- 保育士
- 看護師
- リハビリ職
- パーソナルトレーナー
- 接客業
資格取得が必要な仕事でも、20代なら時間をかけて準備ができます。今後の人生を決めるかもしれない大切な時期でもあるため、立ち止まることなく行動してみましょう。
30代にオススメの業種
30代は、社会人としての経験が評価される時期です。介護士の知識だけでなく、コミュニケーション力や責任感も強みになります。
30代にオススメの業種は、以下のとおりです。
- 心理カウンセラー
- 看護助手
- オペレーター
30代は、未経験での転職でもまだ間に合う年齢であるため、自身のアピールポイントを伝え、熱意を感じてもらいましょう。
40代にオススメの業種
40代は豊富な経験とスキルを活かせる仕事を選んでみてください。介護の知識を直接活用できる専門的な仕事に挑戦するのがよいでしょう。
40代のオススメの業種は、以下のとおりです。
- ケアマネージャー
- 介護教員
- 医療事務
専門性の高い仕事なら、40代の経験が大きな強みとなります。20代や30代では就けない職種につける可能性があるため、人生経験も含めたアピールをしましょう。
介護職からの転職による4つのデメリット
介護職からの転職による4つのデメリットは、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
転職が難しい
介護職から転職する場合、異業種への転職が難しい場合もあります。介護の仕事は利用者の生活を支えるため、介助のスキルや思いやりが求められます。介護現場では、思いやりや細かい気配りが評価される一方、一般企業ではこのような能力が重視されないときもあるのです。
新しい職場では、業務内容が大きく変わるため、戸惑うこともあるでしょう。パソコンを使う業種では、電子機器の取り扱いや業界用語が求められ、これまでの介護経験が活かせない場面も出てきます。転職してから困らないよう、事前準備は必要です。
転職後に後悔する
介護職を離れて転職した場合、転職後に後悔するケースもあります。人間関係の悩みで転職を決めてしまうと、新しい職場でも似たような問題に直面することが少なくありません。人間関係の問題は、どの職場にも少なからず発生するからです。
介護職を離れると、自分には介護の仕事が合っていたことに気づく人もいます。介護職では利用者と信頼関係を築き、感謝の言葉をもらえるやりがいに気づくこともあるでしょう。後悔しないためにも、転職を決める前にいまの仕事や転職先の情報を分析することが大切です。
感謝されにくい仕事がある
介護職では、利用者や家族から感謝の言葉をもらう機会が多いです。異業種に転職すると、このような機会が少なくなることがあります。事務職などの対人サービスが少ない職種では、日常業務で感謝を感じにくい場面も増えるでしょう。
毎日の作業を丁寧にこなしても、周囲からの評価や感謝の言葉が少なく、やりがいを感じにくいときもあります。感謝されることをモチベーションにしている人にとっては、転職後に物足りなさを感じるかもしれません。自分にとっての仕事のやりがいを、整理しておくことが大切です。
介護職を辞めてから不安になる
介護職から転職すると、その間にブランクが発生するため、また介護職に戻れるのか不安になる人もいるでしょう。長い期間で介護職を離れると、最新の介護技術や制度に追いつくのが難しくなることもあります。転職前と同じ条件での再就職が難しかったり、待遇が下がったりするケースも考えられます。
実際には介護職の求人は増えているため、離れた期間があっても、必ず不利になるわけではありません。将来的に介護職に戻る可能性がある場合、ブランク期間をなるべく短くするのがオススメです。介護資格を活かせる職種を検討するのも一つの選択肢です。
介護士からの転職を成功させる6つのコツ
介護士からの転職を成功させる6つのコツは、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
転職の理由をまとめる
なぜ今の仕事を変えたいのか、理由を明確にすることが大切です。給料や休日を増やしたいのか、もしくは仕事の内容を変えたいのか、自分の気持ちを整理してみましょう。
転職する理由がわかると、次の職場でなにを大切にしたいかが決められます。面接では「なぜ転職を希望されるのですか」と質問されるときがあります。自分の考えをまとめておくと、面接官に伝わりやすい答えができるでしょう。
転職条件を設定する
働く場所や給料など、ゆずれない条件と妥協できる条件をわけて書き出してましょう。条件を見直すことで、自分にあう求人をみつけやすくなり、転職の成功率を上げられます。
条件例は、以下のとおりです。
- 通勤時間は1時間以内
- 土日は休みが欲しい
- 残業なし など
条件設定のポイントは、なるべく多くの条件を出してみることです。転職活動は3~6か月くらいで考えておくとよいでしょう。目標とする転職時期から逆算して、活動の計画を立ててみてください。
資格を取得する
新しい分野で働くために、資格を取ることは大きな強みになります。たとえば事務の仕事なら、パソコンの資格があると有利です。
資格があることで、未経験でもやる気がある人として評価されやすくなります。資格は仕事の種類によって重要度が変わるため、転職先の業界でどんな資格が役に立つのか、事前に調べておきましょう。
周囲のサポートを得る
転職は一人で抱え込まず、家族や友達に相談しながら進めましょう。悩みを話すことで気持ちが整理され、新しいアイディアが浮かぶときもあります。転職活動によい影響となるでしょう。
周囲のサポートを得られれば、精神的な支えにもなり、正常な自分でいられます。間違った判断を防ぐためにも、メンタルは安定させておくのをオススメします。とくに転職のプロであるアドバイザーには、積極的に相談するとよいでしょう。
転職先を決めてから退職する
転職活動を成功させるときは、今の仕事を続けながら転職活動をするようにしましょう。仕事を辞めてから活動を始めると、生活費などの心配により、焦って希望と違う仕事を選んでしまう可能性があります。
介護の仕事は体力面で大変であるため、転職活動との両立は難しいかもしれません。困ったときはすぐに転職エージェントを使い、効率よく活動を進めましょう。
転職サイトやエージェントを利用する
転職エージェントは、自分の代わりにさまざまな手続きをしてくれるサービスです。履歴書の書き方を教えてくれたり、面接の練習をしてくれたりします。
複数のエージェントに登録すると、より多くの求人情報を得られるため、登録だけでも済ませておきましょう。転職サイトは一人で活動するよりも効率よく転職活動を進められるメリットがあります。とくに初めての転職では、積極的に利用するのをオススメします。
以降では、介護士におすすめの転職サイトを紹介しているため、参考にしてみてください。
介護士におすすめの転職サイト
介護士におすすめの転職サイトは、以下のとおりです。
それぞれ解説します。
介護ワーカー
介護ワーカーは、介護業界に特化して豊富な情報を持つエージェントがいるため、求人を探しやすいのが特徴です。専任のアドバイザーが細かい希望を聞き、最適な職場を提案してくれます。
以下、介護ワーカーの基本情報です。
介護ワーカー | |
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サービス名 | 介護ワーカー |
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
公開求人数 | 53,187件(2024年10月1日時点) |
非公開求人 | 優良求人を紹介 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
公式サイト | https://kaigoworker.jp/ |
主な特徴 | 業界トップクラスの求人数 年間1万人の転職成功実績あり 経験者にも未経験者にも合う求人が見つかる |
サービス概要 | 医療・福祉業界への人材紹介や派遣サービスを行う転職エージェント |
利用者の声 | 希望年収より高い職場に転職できた 面接同行をしてくれたので安心できた 自分のキャリアを踏まえた求人提案をしてくれた |
介護ワーカーは夜勤を減らしたい、給与を上げたいなど、細かい要望に合わせて求人を探してくれます。面接対策や応募書類のアドバイスも充実しているため、初めての転職でもスムーズに活動を進められるでしょう。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、大手企業ならではの豊富な非公開求人が魅力です。介護職以外の職種も多く扱っているため、キャリアの幅を広げたい人にも適しています。
以下、リクルートエージェントの基本情報です。
リクルートエージェント | |
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サービス名 | リクルートエージェント |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 476,777件(2024年10月1日時点) |
非公開求人数 | 404,869件 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
主な特徴 | 転職成功実績は45万人以上 リクルートエージェントにしかない非公開求人が多数 幅広い業界・職種の求人を保有 |
おすすめの対象者 | 土日や平日の夜にしか転職活動できない人 テレワークや残業が少ない求人を探している人 キャリアプランを相談したい人 |
サービス概要 | 業界最多クラスの求人数が魅力の総合転職エージェント ベンチャー企業から大手企業まで、さまざまな業種の求人を取り扱っており、非公開求人も多数保有している |
利用者の声 | 自分に合う求人が見つかった めんどくさい手続きを代行してくれる 書類の添削や面接対策をしてくれる |
介護経験を活かして事務職へ転職を考えている場合でも、実現可能なプランを一緒に考えてくれるので、安心してキャリアチェンジに挑戦できます。大手ならではの豊富なサポート体制で、転職活動をスムーズに進められるのがリクルートエージェントの魅力です。
ミラクス介護
介護職専門の転職エージェントです。公開求人と非公開求人を合わせると13万件以上の求人があります。
以下、ミラクス介護の基本情報をまとめました。
ミラクス介護 | |
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サービス名 | ミラクス介護 |
運営会社 | 株式会社ミラクス |
公開求人数 | 44,148件(2024年10月1日時点) |
非公開求人数 | 93,398件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://kaigo.miraxs.co.jp/ |
主な特徴 | 介護職・ケアマネ・相談員に特化 非公開求人の多さがトップクラス 未経験OKの求人が充実 |
サービス概要 | 介護・保育・医療の人材派遣や紹介を手掛ける転職エージェント 好条件求人が多く、他業種から介護士として正社員を目指す未経験者にも向いている |
利用者の声 | 自分に合った求人を紹介してくれた 求人数が多く幅広い選択肢から選べるのがよかった 職場の雰囲気を事前に教えてもらえた |
未経験でも正社員を目指せる求人が多いのが特徴です。他業界からの転職もエージェントがしっかりサポートしてくれます。
マイナビエージェント
転職が初めての人におすすめのエージェントです。書類作成から面接対策まで、手厚いサポートが受けられるのが特徴です。
以下、マイナビエージェントの基本情報です。
マイナビエージェント | |
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サービス名 | マイナビエージェント |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 66,610件(2024年10月1日時点) |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
主な特徴 | 転職から入社手続きまでトータルサポート 大手からベンチャーまで幅広い求人を保有 各業界に特化したキャリアアドバイザーがサポート |
おすすめの対象者 | 初めて転職活動をする人 書類選考や面接対策の進め方が不安な人 大手企業へ転職したい人 |
サービス概要 | 転職経験のない人にオススメの転職エージェント キャリアアドバイザーが面談をしたうえで適性に合った求人を紹介してくれるため、自分の強みを活かせる企業が見つかりやすい |
利用者の声 | 求人情報が見やすく使いやすい 求人情報の内容以上の情報を知ることができる サポートが手厚く親身に対応してくれる |
業界別の専門アドバイザーが対応するため、介護現場の実情を踏まえたアドバイスがもらえます。大手企業からベンチャー企業まで、多様な求人の中から最適な職場を探せます。
レバウェル介護(旧きらケア)
医療・福祉分野の人材紹介に特化したレバレジーズメディカルケアが運営する転職エージェントです。職場の実態を詳しく把握していることが強みです。
以下、レバウェル介護の基本情報です。
レバウェル介護(旧きらケア) | |
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サービス名 | レバウェル介護(旧きらケア) |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公開求人数 | 225,164件(2024年10月1日時点) |
非公開求人 | 非公開 |
対応地域 | 北海道、東北、北陸、関東、東海、関西、中国、九州、沖縄 ※甲信越・四国は対応外 |
公式サイト | https://job.kiracare.jp/ |
主な特徴 | 正社員はもちろん派遣求人も充実 実際に訪問しているから内部情報がわかる 気になる職場は事前に見学可 |
サービス概要 | 介護特化型の転職エージェント 職場の雰囲気や人間関係・残業時間や離職率まで共有してもらえるため、ミスマッチの少ない転職が実現可能 |
利用者の声 | 高給与の求人を紹介してくれた 福利厚生がしっかりしていて質の高い求人が多かった 地方でも求人が充実していた |
多くの求人で職場見学が可能なため、実際の雰囲気を確かめてから応募するかどうかを決められます。派遣での就業も選択できるため、正社員になる前に職場を試せるのも特徴です。
転職でよくある質問
転職でよくある質問は、以下のとおりです。
- 退職届を受け取ってもらえませんが、どうすればよいですか?
- 介護士の経験で強みになるものはありますか?
- 30代の転職で求められるスキルは高いですか?
- 40代や50代でも介護士から転職できますか?
- 新しい職場で長く続けていくにはどうすればいいですか?
ご自身の状況に該当する項目を、参考にしてみてください。
退職届を受け取ってもらえませんが、どうすればよいですか?
退職の申し出は労働者の権利として法律で守られています。2週間前に伝えていれば、正式に退職できます。
注意すべきなのは、施設によって就業規則が違うことです。「1か月前までに届け出なければいけない」などの規則がある場合は、施設のルールに従うのが望ましいです。まずは就業規則を確認し、上司や人事担当者と丁寧に話し合えば、話がよい方向へ進められるでしょう。
介護士の経験で強みになるものはありますか?
介護の仕事で身につけた技術や知識は、多くの職場で強みとなります。
相手の気持ちに寄り添う力やチームで協力する姿勢は、どの仕事でも求められます。介護記録の作成経なども、文書作成能力として評価されるでしょう。転職先の仕事内容と介護の経験をあわせて伝えることで、自分の強みを効果的にアピールできます。
30代の転職で求められるスキルは高いですか?
30代は社会人としての経験が評価される時期で、介護の現場で培ったさまざまなスキルを活かせます。
一般的に企業側が、30代に求めるスキルには次のようなものがあります。
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
- チームワーク力
- 基本的なパソコンスキル
介護の仕事で身につけた能力は、企業が求めるスキルと重なる部分がたくさんあります。自信を持ってアピールしましょう。
40代や50代でも介護士から転職できますか?
40代や50代からでも、経験を活かした転職は十分可能です。未経験の分野へ転職する場合は、年齢を考えると慎重に検討する必要があります。
この年代では、次のような強みを活かせる仕事を選ぶのがオススメです。
- 介護の知識を活かせる職種
- マネジメント経験を活かせる職種
- 資格を活かせる職種
年齢を気にせず採用する会社もあるため、必要な資格の取得など、準備を整えて挑戦してみましょう。
新しい職場で長く続けていくにはどうすればいいですか?
新しい環境に慣れるには、まず基本的な仕事をしっかり覚えることが大切です。
分からないことは素直に質問し、教えてもらったことはメモを取ってそのとおりに取り組みます。このような姿勢があれば、周りの人は好意的に接してくれるはずです。
介護現場で必要な、相手の立場に立って考える力は、新しい職場での人間関係づくりにも役立ちます。自分のペースを守りながら、少しずつ職場に馴染んでいけば長く続けていけるでしょう。
【経験談】介護士からの転職で気をつけたこと
私は、介護士の転職を8回経験しています。異業種は1度しか経験がありませんが、そのときに気をつけていたポイントをお伝えします。
介護業界へ転職するときは、基本的に悩むことは少ないでしょう。介護業界に長くいればいるほど、自分も知見によって雇用形態や待遇などの基準もすべて分かるからです。経験者は施設側からも高評価になりやすいので、面接で落とされる確率は低いでしょう。
私が介護業界への転職でもっとも気をつけていたのは「清潔感」です。介護は入社時に高度なスキルは求められませんが、人柄や身なりは観察されます。基本的なことではありますが、非常に大事なことなので、見直していただきたいです。
異業種へ転職するときは、「自分の経験でなにができるかを伝える」ことを意識しました。業務内容が大きく変わってくる上に、先方もどのように貢献してくれるのかを知りたがっています。
自分がいかに仕事と向き合うのかを真摯に伝えられれば、評価がよくなり、転職の成功率を上げられます。転職エージェントを使うときも、すべてお任せではなく、自分で細かい情報を得て、伝えることが大事です。
転職エージェントを使うときは、以下のことを伝えるとよいでしょう。
- 通勤経路・時間
- 待遇
- 希望職種
- 面接候補社の転職者数
- 福利厚生
上記の項目は、エージェントから聞かれることが少ないです。そのため、自分から伝え、エージェントが理解しているかを何度か確認するのがオススメです。
まとめ:介護士からの転職はスキルを活かせば年齢に関係なく成功する
今回は、介護士からの転職について解説しました。
結論からお伝えすると、介護士から転職するときの選択肢は、以下のとおりです。
- 介護士を続ける
- 介護士と似た業種に転職する
- 介護の経験を活かせる違う業種に転職する
- 介護士とは関係ない業種に転職する
介護士が転職をするときは、今までの経験やスキルを活かせる転職先を選ぶのがオススメです。転職エージェントを利用すれば、向いている施設や業種を紹介してくれるため、さまざまな候補を出してみるのも成功率を上げるコツになります。年齢だけで転職は諦めないようにしましょう。
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