インモードは「次世代のハイフ」「切らないたるみ治療」との呼び声高い最先端の美容施術です。
高周波(RF)エネルギーを利用した美容機器を用いて、たるみや二重あご、肌悩みなどにアプローチし、小顔や美肌に導いてくれます。
メスや注射を使わない美容施術のため、ダウンタイムが短く済むのも、インモードの特徴です。

インモードのダウンタイムはどれくらい続く?

インモードの効果を引き出すためにすべきことは?

インモードのダウンタイムの症状は?
今回は、インモードのダウンタイムについて詳しく解説します。
ダウンタイムの期間や症状、インモードの効果を引き出すための大切なポイントについても分かりやすくお伝えするので参考にしてください。

おおかみ美容のクリニック技術指導顧問
大村 アラン
おおかみ美容のクリニックで技術指導顧問を務めております、医師の大村亞蘭です。 佐賀大学医学部を卒業後、これまで美容外科・美容皮膚科などで幅広い臨床経験を積み、医療の現場で一人ひとりの患者さまと向き合ってまいりました。 当院は「元気もキレイも叶えたい」という想いを大切に、まるで美容院に通うような気軽さで来ていただけるクリニックを目指しています。 「この治療を試してみたい」 「まずは気になる部分だけやってみたい」 「初めての美容医療で不安…安心して相談できる場所を探している」 そんなお気持ちに寄り添い、医学的根拠に基づいた安全で効果的な治療をご提案いたします。
インモードのダウンタイムはどれくらい続く?
インモードは、高周波(RF)エネルギーを利用した複合型美容機器です。
メスや注射を使用せず、高周波(RF)エネルギーを部位や目的に合わせて照射するため、ダウンタイムが短く済む、という特徴があります。
インモードは、求める効果に応じて主に2つのモードを組み合わせて使用されるため、ダウンタイムにも違いがあります。
FORMA | ・高周波を真皮層に均一に照射する ・コラーゲンやエラスチンの生成を促進 ・肌の弾力やハリ感を高める |
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ミニFX | ・皮膚を吸引しながら高周波を照射する ・脂肪細胞を破壊、減少させる ・脂肪によるもたつき、二重あごにアプローチ |
FORMAとミニFXの2つのモードのダウンタイムの傾向を紹介します。
【FORMA】施術当日~翌日程度
インモードのFORMAは、肌の弾力やハリ感を高めて小じわやたるみ改善効果が期待できます。
肌組織に大きなダメージを与える施術ではないため、ダウンタイムはほとんどありません。
施術直後に軽度の赤みや熱感が現れることがありますが、数時間から翌日には落ち着きます。
【ミニFX】数日~1週間程度
インモードのミニFXは、二重あごやむくみ、たるみなどの皮膚のもたつきを改善する効果が期待できます。
施術時に皮膚を吸引するため吸引による赤みや内出血、腫れが現れることがありますが、数日から1週間程度で徐々に薄くなり自然に消えることがほとんどです。
FORMAに比べると、わずかにダウンタイムが長く続く可能性がありますが、日常生活に支障をきたすことはありません。
インモードのダウンタイム期間中に起こリやすい主な症状
インモードは、メスやハリを使用しない施術のためダウンタイムが短い、という特徴があります。
日常生活に支障なく過ごせるのが一般的ではありますが、肌質によっては長引くこともあるので、不安な方や大切な予定がある場合は医師に相談しましょう。
これからインモードのダウンタイム期間に起こりやすい主な症状を紹介します。
赤みや腫れ
インモードは、高周波(RF)エネルギーを真皮層に作用させる施術です。
そのため、赤みや腫れなどの炎症反応が起こる可能性があります。
赤みや腫れは施術直後から現れることが多く、数時間から翌日には落ち着く場合がほとんどです。
また、ミニFXの施術を受けた後は、吸引による赤みや腫れを引き起こすことがあります。
吸引された部分が赤く跡になることがありますが、1時間もたたない内に改善することが多いため、刺激を与えないように自然に赤みが引くのを待ちましょう。
熱感
インモードは高周波(RF)の熱エネルギーを肌に与えるため、お風呂上がりのような熱感が現れます。
顔が火照ったような軽微な熱感であり、1時間程度で自然に引いていくケースが一般的です。
熱感が気になる場合は、保冷剤や冷却シートなどで優しく冷やしましょう。

皮膚が薄い箇所では熱感を強く感じることがあります。
インモードの設定が強すぎたり適切な冷却処置が行われなかった場合は、火傷の症状が出る可能性もあるでしょう。
そのため、経験豊富な医師が在籍するクリニックを選ぶことが大切です。
筋肉痛のような鈍い痛み
インモードのミニFXモードは、皮膚を吸引しながら高周波(RF)エネルギーを照射する施術です。
吸引するという物理的な施術によって、肌に負担がかかるため筋肉痛のような痛みを引き起こす可能性があります。
個人差はあるものの、時間が経つにつれて症状が和らいでいき、数時間から1週間程度で収まることがほとんどです。
マッサージや刺激を与えると痛みが増す可能性があるため、できるだけ安静にして過ごしましょう。
強い痛みを感じる、1週間たっても改善しない場合は、施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。
内出血
インモードのミニFXモードは、吸引の物理的施術によって毛細血管が破れると内出血の症状が現れることがあります。
施術を受ける部位や肌質によって異なりますが、脂肪の多いアゴ下や頬に現れることが多いです。
時間が経つにつれて、青いあざが少しずつ黄色くなり1~2週間ほどで自然に消えます。
内出血が落ち着くまでの間は、メイクでカバーすることが可能です。
施術後は、患部を優しく冷やし、血行を促進させる飲酒や激しい運動を避けることで、内出血の症状を抑えることができます。
インモードのダウンタイムを短縮する方法
インモードによるダウンタイムを短縮するために、施術前と後に適切なケアをしましょう。
施術前と後のケア方法について、詳しく解説するので参考にしてください。
施術前に肌を整えておく
インモードの施術を受ける前は、肌の状態を最適に整えておきましょう。
肌の状態を整えておくことで、肌への負担を減らせるためダウンタイムが短く済みます。
肌の状態を整えるために気を付けたいポイント
- 日焼けを避ける
- 刺激の強いケアを避ける
- 丁寧に保湿する
日焼けした肌は熱によるダメージを受けやすくなってしまうため、日焼け止めや日傘を使用して紫外線対策しましょう。
また、刺激の強いピーリングや顔そりなどのケアは、赤みや炎症を悪化させる可能性があります。
インモード施術の最低でも1週間前から、日焼け対策し刺激の強いケアを控えましょう。
潤いのある肌はバリア機能が高まるため、丁寧に保湿ケアをすることで施術後の回復が高まります。
施術後は医師の指示に従う
インモード施術後の肌は、とてもデリケートな状態です。
自己判断で間違えたケアをしてしまうと、インモードの効果を十分に得られず、肌に悪影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
医師は一人ひとりの肌状態を見極め、適したケア方法を指示してくれます。
スキンケア方法やダウンタイムの対処法について、医師の指示通りに行いましょう。
インモードの効果を引き出すためにダウンタイム期間にすべきこと
インモードは美容施術の中でもダウンタイムが短いという特徴がありますが、施術直後の過ごし方を少し気を付けることでダウンタイムをより短くし、効果を最大限引き出すことができます。
普段よりも丁寧なスキンケア、生活習慣を意識してみましょう。
これからダウンタイム期間に積極的に行ってほしいことを紹介していきます。
施術後のスキンケアを徹底する
インモードの施術を受けた肌は、熱エネルギーによって一時的にデリケートな状態になります。
肌のバリア機能をアップさせるために、保湿ケアを徹底しましょう。
おすすめのスキンケアアイテムは、低刺激+セラミドやヒアルロン酸などの高保湿成分が配合されている製品です。
丁寧に保湿することで、赤みやかゆみなどの肌トラブルを抑えることができます。
また、身体の内側からも乾燥を防ぐために積極的に水分を取りましょう。
身体の外側と内側の両方から潤いを与えることで、肌のターンオーバーをスムーズに促し、理想的な状態に早く近づけます。
UVケアを行う
インモードの施術を受けた後は、UVケアを徹底しましょう。
日焼けをしてしまうと、色素沈着やかゆみ、炎症を引き起こすリスクが高まってしまいます。
紫外線が強い4~10月は、特に気を付けましょう。
こまめに日焼け止めを塗り直し、日傘やサングラスなどを活用し肌を保護することをおすすめします。
健康的な生活習慣を心がける
健康的な生活習慣を心掛けることで、身体の内側から肌の回復をサポートできます。
心掛けたい生活習慣
- 質の良い睡眠…7時間ほどの十分な睡眠で成長ホルモンを促す
- バランスの良い食事…必要な栄養素を積極的に摂る
- アルコールやタバコを控える
肌のバリア機能を高めるために、十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事を意識してみましょう。
おすすめの栄養素 | 効果 | 含まれる食材 |
---|---|---|
たんぱく質 | 肌再生に必要なコラーゲン生成を促す | 鶏胸肉、魚、卵、豆腐など |
ビタミンC | 抗酸化作用 | レモン、イチゴ、ピーマンなど |
ビタミンE | 血行を促し新陳代謝を高める | アボガド、ナッツ類など |
また、アルコールやタバコは肌に悪影響を与えるため、できれば施術前から控えることをおすすめします。
インモードで内出血などの症状が長引くときの対処法
インモードはダウンタイムは比較的症状が軽く、短いという特徴がありますが、肌質や体調によっては長引く可能性があります。
多くの場合、時間が経つにつれて症状が軽くなり、少しずつ症状が改善していきますが、2週間ほど症状が長引く場合は対処しましょう。
これから、症状が長引く時の対処法について解説していきます。
症状が軽度であれば数日様子を見る
軽度な症状であれば、まずは数日様子を見ましょう。
インモードのダウンタイムの症状は、熱エネルギーを対処しようとしている正常な反応であり、自然に治まることがほとんどです。
ダウンタイムの軽度な症状
- 一時的な赤み
- 施術を受けた部位のむくみや腫れ
- 筋肉痛のような鈍い痛み
すぐに改善しないと不安になりがちですが、2~3日をピークに徐々に改善していくため様子を見ましょう。

インモードのダウンタイムが長引く場合、軽度であっても自己判断で市販薬を使用したり、マッサージをすることは控えましょう。
施術後は医師の指導に従い、適切なケアを行ってください。
症状が改善しない場合は自己判断せずに医師に相談を
長期にわたって症状が改善しない場合は、医師に相談しましょう
医師に相談すべきタイミング
- 症状が1週間たっても改善しない
- 症状が悪化している
- 強い痛みがある
- 症状が広がっている
インモードの施術で症状が長引いたり悪化した場合は、医師の指示を仰ぎ適切に対処しましょう。
医師の診察を受けることが、最も安全で確実に早く症状を和らげる方法です。
自己判断でのケアは、症状を悪化させてしま可能性があるため、不安な場合は必ず医師に相談しましょう。
インモードダウンタイムのよくある質問・Q&A
インモードでの内出血を早く治す方法はありますか?
また、強いマッサージや飲酒、激しい運動は血行が良くなることで内出血が悪化する恐れがあるため避けましょう。
どうしても内出血が気になる場合は、内出血を改善する薬を処方してもらえることもあるため医師に相談してみましょう。
インモード施術後はどのように過ごしたらいいですか?
デリケートな状態の肌に潤いを与えて刺激を与えないようにすることで、ダウンタイムを短く済ませられます。
また、飲酒や喫煙、激しい運動を避け、十分な睡眠とバランスの良い食事を心掛けましょう。
インモードの翌日からメイクをしてもいいですか?
赤みや内出血が現れる場合がありますが、メイクでカバーできます。
ですが、肌はデリケートな状態のため、負担を掛けないよう優しく触ることを心掛けましょう。
まとめ
インモードのダウンタイムはどれくらい続くのか解説しました。
メスや注射を使用しない美容施術のため、物理的なダメージがなくダウンタイムが短いインモード。
ダウンタイムは短いものの、高周波(RF)エネルギーによる赤みや腫れ、内出血が現れる可能性があります。
多くの場合、時間が経つにつれて自然に治まっていきますが、肌の状態や体質によっては長引くことがあるので注意が必要です。
インモード施術後は、肌に負担を掛けないように保湿ケアや紫外線対策、規則正しい生活習慣を心掛けましょう。
不安な場合や症状が長引く場合は、インモードの施術を受けた医師に相談することをおすすめします。