子育て中で病院に行けないママへ|ワンオペ育児で体調不良時の対処法










「体調が悪いけど、子連れで受診は大変」

「もう少し我慢すれば治るかもしれない」

「今日は市販薬で様子を見よう」

このように考えて、受診を後回しにした経験はありませんか。

子育て中は自分の体調が悪くても、すぐに病院に行けない場面が少なくありません。

日々の育児や家事に追われるなかで、受診の優先順位が自然と後回しになってしまうこともあるでしょう。

この記事では、子育て中で病院に行けないときの選択肢である「オンライン診療」や、子育て中こそオンライン診療との相性がよい理由について解説します。

体調が悪い時も家族のために頑張るあなたの助けになれば幸いです。

子育て中は病院に行けずに自分のことを後回しにしやすい

子育て中は病院に行けず、自分のことを後回しにする場面が少なくありません。

以下のような事情が重なり、病院へ行くハードルが高くなりやすいためです。

  • ワンオペ育児で子どもを預けられる人がいない
  • 待ち時間が長く子どもが落ち着いて過ごせるか心配
  • 体調が悪いのに子どもの準備までして出かけるのが大変

このような子育て中ならではの事情が重なり「病院に行ったほうがいいとは思うけれど、今は難しい」と自分のことを後回しにしやすいのです。

こころちゃん
こころちゃん

つらくても子どもを連れて病院に行くの大変ですよね💦

病院に行けないまま子育てを続ける負担

病院に行けないまま子育てを続けると、知らず知らずのうちに以下のような負担が大きくなります。

  • 頭がぼんやりして判断に迷うことが増える
  • 少しのことでイライラして自己嫌悪になる
  • 先のことを考える余裕がなくなり不安が膨らむ

とくにワンオペ育児では、代わってくれる人がいないためムリを重ねやすくなるでしょう。

体調がわるいまま子育てを続けると、こころの余裕もなくなります。

余裕がなくなるのは休めない状況の中でも頑張っている証拠であるため、あなた自身を責める必要はありません。

まずはあなたの体調をととのえるために、子育て中でも受診しやすいオンライン診療を活用してください。

つらさをひとりで抱え込まず、ムリなく相談できる場所を知っておきましょう。

子育て中に病院に行くための子どもの預け先

子育て中に病院へ行こうと思ったときの預け先として、以下が挙げられます。

  • 実家
  • 一時保育
  • 家族(パートナーや親族)

ただ「今すぐ病院に行きたい」というタイミングでは、準備や手続きをする余裕がないことも少なくありません。

たとえば、一時保育は事前登録や書類の提出が必要だったり、空き状況によっては当日に利用できなかったりするでしょう。

また、実家に預けたくても両親が仕事をしていたり遠方に住んでいたりと、気軽に協力を頼めないケースもあります。

このように、子どもの預け先を確保すること自体が受診のハードルになりがちです。

子どもを預けられない状況でも受診しやすい方法を知っておくことが、ママ自身を守ることにつながります。

なかなか外に出られないときの受診の目安については下記の記事をご覧ください。

子育て中に病院に行けないときはオンライン診療を活用しよう

子育て中で病院に行けないときの選択肢として「オンライン診療」があります。

オンライン診療とは、特定のアプリやウェブサイトを通じて医師の診察を受ける仕組みです。[1]

スマホやパソコンのビデオ通話などを使うため、子どもを連れて移動したり外出準備をしたりする必要がありません。

オンラインで対応できると判断された症状は、診断から薬の処方までを受けることが可能です。ただし、オンラインでは難しいケースは、医師が対面での受診を勧めることがあります[2]。

診察時間は10〜15分ほどのケースが多く、育児中でも時間を確保しやすいでしょう。

薬を処方されたときは近所の薬局で薬を受け取ったり、対応している薬局では自宅に配送してもらえたりすることもあります。

初めての人でも使いやすいように、アプリやウェブサイトの操作方法の案内が用意されているため、特別な準備は必要ありません。

詳しくは以下のページをご覧ください。

当日予約・自宅で薬の受け取り可能

子育て中で病院に行けないときこそオンライン診療と相性がよい

子育て中とオンライン診療の相性がよい理由として、以下が挙げられます。

それぞれ解説します。

周囲に気を遣わず受診できる

オンライン診療では、周囲に気を遣わず受診が可能です。

子どもを連れて受診をすると、以下のような不安を感じやすくなるでしょう。

  • 子どもが落ち着かず医師の話に集中できない
  • 診察中に子どもが騒ぎ申し訳ない気持ちになる
  • 待合室で子どもが泣いてしまい周囲の目が気になる

オンライン診療であれば、子どもが寝ている間やパパの帰宅後などあなたの都合のよい時間を使って受診できるため、周囲の目を気にする必要がありません。

子どもに関する不安を抱えずに受診できることが、子育て中とオンライン診療の相性がよい理由のひとつです。

オンライン診療のメリットやデメリットが知りたいときは、以下の記事を参考にしてください。

外出準備の負担がなくママの体力を消耗しない

オンライン診療では、外出の準備が必要ありません。

具合が悪い中では、子どもを外に連れ出すだけでも大変に感じることがあります。

子どもがなかなか行く気にならず、説得に時間がかかることもあるでしょう。

また、持ち物の準備や移動中の対応など、子どもを連れての外出には想像以上に体力を使います。

オンライン診療であれば、こうした負担を抱えずに受診できます。

つらいときに余計な体力を使わずに受診できる点は、子育て中のママにとって心強いポイントといえるでしょう。

こころちゃん
こころちゃん

自宅から簡単に受診できるので助かります♪

相談しづらい悩みも言いやすい

オンライン診療では、対面では相談しづらい悩みも相談しやすくなります。

たとえば、以下のような悩みは対面の診察では相談しづらいかもしれません。

  • 寝不足が続いてしんどい
  • 小さなことでイライラしてしまう
  • 育児のストレスがたまっている気がする

「こんなことで相談していいのかわからない」と感じる悩みこそ、精神科のオンライン診療が役立つ場面があります。

おおかみこころのクリニックでは、子育て中の生活背景にも配慮しながら、ムリのない形でご相談いただけます。お気軽な気持ちでご利用ください。

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まとめ|子育て中で病院に行けないときはオンライン診療を利用しよう

子育て中は、体調が悪くても病院に行けない場面が少なくありません。

子どもを預けられない、外出の準備が大変、周囲に気を遣ってしまうなど、さまざまな理由から受診を後回しにしてしまうことがあるでしょう。

その結果、身体の不調だけでなくイライラや育児のストレスが積み重なってしまうことがあります。

子育て中で病院に行けないときに選択肢のひとつとなるのが、オンライン診療です。

自宅から受診できるため子どもがそばにいる状況でも受診しやすく、こころや身体の不調を相談するきっかけになるでしょう。

「困ったときに相談できる場所がある」と知っておくだけで、気持ちが少し楽になることもあります。

おおかみこころのクリニックでは、オンライン診療を通じて子育て中の方のご相談にも対応しています。ぜひお気軽にご相談ください。

当日予約・自宅で薬の受け取り可能

【参考資料】

[1]厚生労働省 オンライン診療について
https://www.mhlw.go.jp/stf/index_0024_00004.html

[2]厚生労働省 オンライン診療の適切な実施に関する指針
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000901835.pdf?utm_source=chatgpt.com

この記事の執筆者
とだ ゆず
精神科看護師としての経験を活かし、メンタルヘルスを中心とした記事を執筆。こころと身体のつながりを大切にしながら、そっと寄り添う文章を心がけています。
保有資格:看護師、保健師、上級心理カウンセラー、漢方養生指導士
執筆者:浅田 愼太郎

監修者:浅田 愼太郎

新宿にあるおおかみこころのクリニックの診療部長です。心の悩みを気軽に相談できる環境を提供し、早期対応を重視しています。また、夜間診療にも力を入れており、患者の日常生活が快適になるようサポートしています。




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