「なんかずっと体調が悪い」
「どこが悪いのか自分でもよくわからない」
「このまま体調が戻らなかったらどうしよう」
このような不安を抱えていませんか。
頭痛や吐き気、身体の重さはあるのに、どこが悪いのかはっきりとわからないと、病院に行ってよいのか迷うでしょう。
原因がわからないのにとにかく体調が悪いときは、ストレスや疲れ、身体の病気が関係している可能性があります。
まずは考えられる原因を知り、必要に応じて病院へ相談することが大切です。
この記事では、原因がわからずとにかく体調が悪いときに考えられる原因や、症状の伝え方、受診先、仕事を休む目安について解説します。
原因がはっきりしない不調でも、ムリを続ける必要はありません。
体調の悪さに悩んでいるあなたが「相談してみようかな」と思えるきっかけになれば幸いです。
この記事の内容
原因がわからずとにかく体調が悪いときは受診して大丈夫
何が原因なのかわからないのに体調の悪さが続いて不安なときは、病院への相談を考えましょう。
頭痛や吐き気、身体の重さがあっても「ここが痛い」「この症状がつらい」と明確に説明しにくいときは、病院に行ってよいのか迷うことも少なくありません。
たとえば、以下のように日常生活に支障が出ているときは受診を考えるタイミングです。
- 通勤中に動悸がする
- 朝起きたときから身体が重い
- 仕事中に頭痛や吐き気が出る
「こんなことで病院に行くのは大げさかもしれない」とムリをする必要はありません。
何科を受診したらよいのかは、この記事の後半で解説しています。
すぐに知りたいときはこちらからご覧ください。
次から次へと体調不良が続くときは下記の記事もあわせてご覧ください。
原因がわからずとにかく体調が悪いときに考えられる理由
原因がわからずとにかく体調が悪いときは、以下のような理由が考えられます。
体調が悪い原因は、ひとつとは限りません。
ストレスと身体的な病気が重なると、何が原因で体調が悪いのかわかりにくくなることもあります。
まずは、考えられる原因をひとつずつ見ていきましょう。
ストレスや疲労で自律神経のバランスが乱れている
ストレスや疲労が続くと、自律神経のバランスが乱れ、体調の悪さにつながることがあります。
自律神経のバランスが乱れると、以下のような不調がみられることがあります。[1]
- 動悸
- 頭痛
- めまい
- 肩こり
- 頭が重い
これらの症状は、検査で明確な病気が見つかるとは限りません。
検査結果だけでは説明しにくい体調の悪さの背景には、自律神経のバランスの乱れが関係していることがあります。
そのため体調の悪さを「気持ちの問題」と決めつけずに、つらい症状が続くときは早めに病院で相談しましょう。
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睡眠不足や生活リズムの乱れで身体が回復しきれていない
睡眠不足や生活リズムの乱れも、原因がわからない体調の悪さにつながることがあります。
睡眠は、身体とこころを回復させるために大切な時間です。[2]
眠っているつもりでも、疲れが十分に取れていない人は少なくありません。
厚生労働省の調査では、睡眠で十分に休養がとれている人はおおよそ8割程度です。とくに、20歳以上の成人では7割程度で年々減少しています。[2]
寝る時間が短かったり夜中に何度も目が覚めたりして体調の悪さが続くときは、身体が回復しきれていないのかもしれません。
まずは、規則正しく眠れているか振り返ったり、パジャマや寝具、寝室の室温など睡眠環境を見直してみたりしましょう。
体調の悪さで毎日やる気が起きないときは、下記の記事もあわせてご覧ください。
胃腸や甲状腺などの身体的な病気が体調の悪さにつながっている
原因がわからずとにかく体調が悪い背景には、身体的な病気が隠れていることも少なくありません。
たとえば、胃腸や甲状腺が関係する不調では以下のような症状が生じることがあります。[3][4]
胃腸の不調:胃痛・胃もたれ・腹痛が続く など
甲状腺の不調:動悸・息切れ・食欲はあるのに体重が減る など
このような症状は「ちょっと最近調子が悪いな」と軽く捉えてしまうこともあるでしょう。
ただ、体調の悪さが続いているときは、自己判断で様子を見るのではなく身体的な病気がないか確認することも大切です。
まずは内科で身体の状態を確認し、そのうえでストレスやこころの疲れが関係していないか考えていきましょう。

「最近体調が悪い」と不安な日々を過ごしているなら、早めに病院に行って不安を解消しましょう
病院で症状をうまく説明できないときの伝え方
病院で症状をうまく説明できなくても大丈夫です。
原因がわからずとにかく体調が悪いときは、自分でも症状をなんと伝えたらよいのかわからないこともあります。
そのようなときは、伝えたいことを事前にメモにまとめて、メモを見ながら説明したり医師に直接見せたりするのもひとつの方法です。
医師には以下のような内容を伝えてください。[5]
- いつから体調が悪いのか
- どのような症状があるのか
- 食事や睡眠時間に変化があるのか
- 仕事や日常生活で困っていること
- どのようなときに症状が出やすいのか
具体的には、以下のように伝えるとよいでしょう。
「1週間ほど前から、朝起きたときに身体が重く、仕事中に頭痛や吐き気が出ることがあります」
「どこが悪いのか自分でもよくわかりませんが、体調が悪くて仕事に集中しにくい状態です」
症状をうまく説明できなくても、体調が悪く困っていることや日常生活への支障を伝えることが大切です。
あなたの言葉で、今つらいことを伝えてみましょう。
Q1.原因がわからずとにかく体調が悪いときは何科を受診する?
原因がわからず何科に行けばよいか迷うときは、まず内科に相談するとよいでしょう。
内科では、身体の病気が隠れていないかを確認できます。
あなたにとってつらい症状がはっきりしているなら、以下のような診療科も選択肢として考えてください。
- 循環器内科:動悸や息苦しさがある
- 消化器内科:吐き気・腹痛・胃もたれがある
- 心療内科・精神科:不眠・不安・気分の落ち込みが続く
最初から正しい診療科を選べなくても大丈夫です。
「何科に行けばよいかわからない」と迷うときは、まずは内科で今の症状を相談しましょう。
そこから、必要に応じて内科の医師から紹介してもらえることがあります。
ほかにも、相談しやすいかかりつけ医を見つけておくことも大切です。
厚生労働省の医療情報ネット(ナビイ)は、身近な病院やかかりつけ医を見つける助けとなるでしょう。
かかりつけ医を持っていないなら、受診先を探す際に活用してみてください。
Q2.原因がわからずとにかく体調が悪くて病院に行くのがつらいときはどうする?
体調が悪く、外出や待ち時間がつらいときは、オンライン診療を利用するのもひとつの方法です。
体調が悪いときは、病院に行く準備や移動を負担に感じることが少なくありません。
「体調は悪いけれど外出するのがつらい」「仕事が忙しくて通院が難しい」というときは、オンライン診療も選択肢のひとつとして考えましょう。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多で診療しているおおかみこころのクリニックは、オンライン診療も行っています。
全国どこからでも相談いただけますので、体調が悪く外出がつらいときは、ご活用ください。
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Q3.原因がわからずとにかく体調が悪いときは仕事を休んでもよい?
原因がわからなくても体調の悪さによって通勤や仕事に支障が出ているなら、休んで体調をととのえることも大切です。
体調の悪さが続くと、こころにも負担がかかり、集中力や判断力が落ちやすくなることが少なくありません。[6]
たとえば、以下のようなときは休むことも考えましょう。
- 朝起きたら身体が重い
- 夜間眠れずに判断力が落ちている
- 通勤中に吐き気や動悸、めまいが出る
- 体調の悪さや不安、気分の落ち込みが強い
- 仕事中に頭痛や吐き気があり集中できない
上司に伝えるときは、今の状態と業務への支障を事実ベースで伝えましょう。
具体的な伝え方は以下のとおりです。
「今日の朝から体調が悪く、吐き気とだるさが続いています。業務に支障が出そうなため、お休みをいただけますでしょうか」
「体調不良が続いているため、本日はお休みをいただき、病院の受診を考えています」
原因がわからない体調不良でも、つらさを我慢し続ける必要はありません。
仕事に支障が出ているときは早めに休んで、必要に応じて受診や職場への相談を検討しましょう。
まとめ|原因がわからずとにかく体調が悪いときはひとりで抱え込まない
原因がわからずとにかく体調が悪いときは、不安をひとりで抱え込まずに、まずは内科への相談を考えましょう。
体調の悪さには、ストレスや疲労、睡眠不足、胃腸や甲状腺などの身体的な病気が関係していることもあります。
まずは「気のせい」と決めつけず、身体の状態を確認することが大切です。
症状をうまく説明できないときは、いつから体調が悪いのか、どのような症状があるのかをメモして受診してください。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックでは、つらい体調不良やこころの不調に関する相談も受け付けています。
全国どこからでも相談できるオンライン診療や夜間診療にも対応しています。
原因がはっきりしない不調をひとりで抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。
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【参考文献】
[1]自律神経失調症|日本臨床内科医会
https://www.japha.jp/doc/byoki/019.pdf
[2]健康づくりのための睡眠ガイド 2023|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf
[3]機能性ディスペプシアガイド2023|日本消化器病学会
https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/disease/pdf/fd_2023.pdf
[4]B. 医療関係者の皆様へ|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1d35.pdf
[5]上手な医療機関のかかり方|前橋市
https://www.city.maebashi.gunma.jp/soshiki/kenko/hokensomu/gyomu/1/2/4024.html
[6]1 メンタルヘルス不調の治療と休業|こころの耳 厚生労働省
https://kokoro.mhlw.go.jp/return/return-worker/rw001
- この記事の執筆者
- 柚木ハル
作業療法士として精神科で17年の臨床経験を積み、現在は訪問リハビリに従事。経験を生かしメンタルヘルスを中心に、やさしく寄り添う文章を心がけて執筆しています。








