精神科の待ち時間が長くても「精神科はこういうものだから」「わたしが我慢すればいいだけ」と、つらさを飲み込んでいませんか。
体調がよくない中で待ち続けることは、必ず我慢しなければならないものではありません。
待ち時間が負担になっているときは「今の受診の方法が自分に合っているか」を見直してもいいタイミングといえます。
この記事では、精神科の待ち時間が長くなりやすい理由や、待ち時間に悩み続けないための選択肢について解説します。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックは、一人ひとりにあった受診方法を一緒に考えます。
この記事が今のあなたにとって、ムリのない受診の方法を考えるきっかけになれば幸いです。
この記事の内容
精神科の待ち時間は長いと感じる人多いは
精神科の待ち時間を長いと感じているのは、あなただけではありません。
厚生労働省の調査によると、外来での待ち時間は以下のように報告されています。[1]
- 15分未満:27.8%
- 15分~ 30分未満:24.8%
- 30分~1時間未満:20.6%
外来全体では、約7割の人が「1時間未満で診察を受けている」と回答しています。
一方で、精神科に関しては「予約しても1時間以上待つ」「5分診療なのに半日潰れてしまう」という声も多く見られます。
このように、調査による平均と実際に精神科を受診したときの体感にはズレが生じやすいのが現状です。
精神科の待ち時間が長くてつらいと感じるのは、決してあなたの気のせいではありません。

待ち時間長いのつらいですよね
精神科の待ち時間はなぜ長くなりやすいのか
精神科の待ち時間が長くなりやすい理由として、以下が挙げられます。
それぞれ解説します。
初診は時間がかかりやすい
精神科の待ち時間が長くなる原因のひとつは、初診に時間がかかりやすいことです。
初診では、現在の症状に加えて以下のようなことを確認します。
- 生い立ちや生活背景
- 症状が現れた時期や経過
- これまでに受けた治療や服用した薬
また、医師や臨床心理士は患者さんを急がせずに、時間をかけて話を聞きます。
初診ではとくに丁寧な診察が必要となり、その影響で待ち時間が長くなることがあるのです。

一人ひとりと丁寧に向き合っているからこそ、
診療時間が長くなってしまうのです。
患者さんの状態を予測しづらい
精神科では患者さんの状態を事前に予測することが難しく、診察時間が予定より長くなることがあります。
診察中に急に気持ちが崩れてしまったり、話をしていく中で本音や悩みが表に出できたりすることも少なくありません。
また、命にかかわる言動がみられたときは、入院の検討や安全面への配慮が必要になるケースがあります。
このように、実際に話を聞かないと必要な対応がわからないため、診察時間を一律に区切るのが難しいのです。
その結果、診察が予定より長引き、後ろの予約がずれ込むことにつながります。
診察以外にも対応することがある
精神科では、患者さんが診察室を出たあとも、医師は以下のような対応を行っています。
- カルテの記録
- 診察内容の整理
- 他職種との情報共有
- 症状に応じた薬の調整
- 状況によって安全面への配慮
また、予約以外の患者さんから電話が入り、症状や対応について医師に確認が必要になるケースもあります。
こうした対応が重なることで次の診察が遅れ、待ち時間が生じることがあるのです。
精神科の待ち時間が長いことで患者さんが抱えやすい悩み
精神科の待ち時間が長いことで患者さんが抱えやすい悩みは、以下のとおりです。
ひとつずつ解説します。
精神科の待ち時間が長く「病院が怖い」となることもあるでしょう。以下の記事では病院が怖いけどつらいときの対処法を解説しています。あわせてご覧ください。
診察が短いと虚しさや不信感が残る
精神科で長く待ったあとに診察が短いと、虚しさや不信感が残りやすくなります。
たとえば、診察が数分のやり取りで終わってしまうと「医師に嫌われているのではないか」「この通院に意味はあるのか」と不安を感じることもあるでしょう。
ただ実際には、診察後も医師は診察内容の整理や記録、薬の調整などを行い、あなたに合わせた治療方針を考えています。
じっくり話を聞いてほしいことがあるときは、あらかじめ伝え方を工夫するのもひとつの方法です。
気になることをメモにまとめたり看護師に事前に相談したりすると、診察に納得感を得やすくなるでしょう。
待っている間に不安や症状が強くなる
精神科の待ち時間が長いときの苦痛のひとつに、待っている間に不安や症状が強くなることがあります。
例として挙げられるのは、以下のような場面です。
- ほかの患者さんの視線が気になる
- 逃げ場がなくて落ち着かないと感じる
- 話し声や電話の音にビクビクしてしまう
また、順番を待つ間に不安や考えが膨らみ、苦痛を感じる人も少なくありません。
こうした状態が続くと、診察前から疲れ切ってしまうでしょう。
このように精神科の待ち時間は、不安や症状を強めてしまう要因になり得るのです。
通院が負担になり受診をためらうようになる
精神科の待ち時間が長いと通院そのものが負担になり、受診をためらうことがあります。
通院のたびに半日近くかかってしまうと、仕事を休んだり予定を調整したりする必要があり負担が大きくなります。
その結果「これ以上通い続けるのはつらい」「もうやめたほうがいいのかもしれない」と感じ、通院を負担に思う人も少なくありません。
このように長すぎる待ち時間は、通院を続けにくくなる大きな原因のひとつになります。
精神科の待ち時間が長いときはオンライン診療という選択を
精神科の待ち時間が長くて負担になっているときは、オンライン診療を検討しましょう。
オンライン診療のメリットとして、以下が挙げられます。
- 移動時間がかからない
- 待合室での待機が不要になる
- 気軽に症状や薬の相談ができる
実際に精神科や心療内科のオンライン診療を利用した人の感想は、以下のとおりです。[2]
- 病院への移動時間や待ち時間がなくなりよかった
- 待合室にいると緊張するのでオンラインで受診できるのがありがたい
精神科の治療は、ムリなく続けられることが大切です。
待ち時間の長さが負担になっている場合は、通院がつらくならない形を選ぶこともひとつの工夫といえるでしょう
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックは、オンライン診療にも対応しています。お気軽にお問い合わせください。
24時間予約受付中
当日予約・自宅で薬の受け取り可能
まとめ|精神科の待ち時間が長くてつらいあなたへ
精神科の待ち時間が長いと感じている人は、決して少なくありません。
体調がつらい中で待ち続けるのが負担になるのは当然で、そのつらさは決して気のせいではないのです。
長く待ったあとに診察が短いと、虚しさや不信感を抱いてしまうのも自然なことといえるでしょう。
もし待ち時間が原因で通院が苦しくなっているなら、通院の負担を減らす方法のひとつとして、オンライン診療という形を検討してください。
精神科の受診で大切なのは、ムリのない形で治療を続けられることです。
おおかみこころのクリニックは新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にある精神科です。通院の負担をできるだけ減らせるよう、利便性のよい立地で通院しやすさも大切にしています。
また、オンライン診療にも対応しています。お気軽にお問い合わせください。
24時間予約受付中
当日予約・自宅で薬の受け取り可能
【参考資料】
[1]厚生労働省 令和5年 受療行動調査
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jyuryo/23/dl/kakuteisu-kekka2023.pdf
[2]厚生労働省 精神疾患に係る医療提供体制について
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001543155.pdf
- この記事の執筆者
- とだ ゆず
精神科看護師としての経験を活かし、メンタルヘルスを中心とした記事を執筆。こころと身体のつながりを大切にしながら、そっと寄り添う文章を心がけています。
保有資格:看護師、保健師、上級心理カウンセラー、漢方養生指導士









