「こんなこと相談していいのかわからない」
「こんなこと相談したら、どう思われるのか不安」
このように感じて、悩みをだれにも相談できずに抱え込んでいませんか。
だれにも相談できないのは、あなたが弱いからでも怖がりだからでもありません。
相談しにくい内容や相手への気遣いなど、さまざまな理由が隠れています。
この記事では、だれにも相談できない理由や悩みを整理する方法、相談できないときの選択肢について解説します。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多周辺で、ひとりで悩んでいる方の参考になりますと幸いです。
この記事の内容
だれにも相談できないとストレスが溜まりつらくなる
だれにも相談できない状態が続くと、不安やストレスがこころの中に溜まりやすくなります。
悩みがあってもだれにも相談しなかったり、相談したいにもかかわらず相談できなかったりして、ひとりで抱え込んでいる人は少なくありません。[1]
相談することで、気持ちを整理したり問題解決のきっかけを見つけたりできるでしょう。[1]
だれにも相談できないままでいると、同じことを繰り返し考えてしまい、気持ちが落ち込みやすくなります。その結果、ストレスがさらに溜まるという悪循環になってしまうことがあるのです。
身近な人に相談できなくても、あなたの悩みを安心して吐き出せる場所を見つけることから始めましょう。
悩みを抱えすぎて人と関わりたくないときは、下記の記事もあわせてご覧ください。
だれにも相談できない理由
だれにも相談できない理由には、以下のような不安が隠れていることがあります。
ここでは、人間関係・仕事関係・恋愛関係の場面で、具体的にどのように考えて相談できないのかを詳しくみていきましょう。
うまく言葉にできない
悩みを抱えていても「自分の気持ちをうまく説明できないかも」と感じると、相談するハードルが高くなります。
「何から話せばいいのか」「どこまで話していいのか」がわからず、ひとりで抱え込んでしまうこともあるでしょう。
たとえば、悩みの内容によっては次のように言葉にしづらくなることがあります。
- 人間関係
- 「相手の悪口を言っていると思われたくない」
「自分の受け取り方が大げさなのかもしれない」
- 仕事関係
- 「自分の努力不足と思われそう」
「職場の人に相談すると大ごとになりそう」
- 恋愛関係
- 「好きなのに不安になる自分がおかしいのかも」
「彼の行動が気になるけれど、束縛だと思われたくない」
悩みが複雑になるほど、言葉にしづらくなり相談できない状態につながることがあるのです。

うまく伝えられるか気になると相談しにくいですよね
相手に迷惑をかけたくない
「自分の悩みを話したら、相手の負担になるのではないか」と感じると、相談すること自体を遠慮してしまうことも少なくありません。
とくに「自分で何とかしなければ」と考える傾向が強い人ほど、ひとりで抱え込みやすいことがあります。[1]
たとえば、次のように感じることもあるでしょう。
- 人間関係
- 「気をつかわせてしまいそう」「忙しいのに時間を取らせてしまうかもしれない」と考え、話すことを控えてしまう
- 仕事関係
- 「相談すると相手の手を止めてしまう」「自分の問題で迷惑をかけたくない」と思い、ひとりで解決しようとする
- 恋愛関係
- 「こんなことで悩んでいると知ったら困らせてしまうかも」「相手の負担になりたくない」と感じ、気持ちを伝えられない
このように、相手への思いやりが強いほど自分のつらさを後回しにしてしまい、結果的に相談できない状態につながることがあるのです。
相談しても理解してもらえないかもしれない
「話してもわかってもらえないのではないか」「否定されたらどうしよう」と考えてしまうと、相談することが不安になります。[2]
もし過去に否定された経験があるなら「また同じ思いをするかもしれない」と話す前からあきらめてしまうことも少なくありません。
そのため、相談しようとしても次のように考えてしまうでしょう。
- 人間関係
- 「気にしすぎじゃない?」と言われたらどうしようと、自分の感じているつらさをわかってもらえない気がする
- 仕事関係
- 「それくらい普通だよ」と言われたら、傷つくだけで終わってしまうと不安になる
- 恋愛関係
- 「考えすぎじゃない?」と言われるのが怖くて気になっていることが話せない
このように「相手に理解されないかもしれない」「否定されるかもしれない」と相手の反応を深く考えすぎてしまうと、だれにも相談できなくなることがあるのです。
だれにも相談できない悩みを整理する3つの方法
だれにも相談できないときは、ムリにだれかに話そうとする前に、あなたの中で気持ちを整理してみましょう。
相談に関する研究では、だれにも相談できずに悩んでいる人は、相談するまでに以下のような段階があるとされています。[1]
- 自分が悩んでいることに気づく
- だれかの助けが必要だと感じる
いきなり相談しようとせずに、まず悩みを整理することで「何に困っているのか」が見えやすくなります。[1]
そのためには、次のような順番で悩みを整理してみましょう。
それぞれ詳しく解説します。
1.今感じていることを書き出す
頭の中で考え続けていると、気持ちがまとまらず同じことを何度も考えてしまうため、今感じていることを以下のようにそのまま書き出してみましょう。
- モヤモヤする
- なんとなく不安
- 本当はこう思っている
だれにも相談できないときは、メモやスマホにあなたの気持ちを書き出して整理してください。[3]
気持ちを書き出すことで、感情の整理ができたり安心して本音を出せる場所を見つけたりするきっかけになります。

あなたが思ったままを書き出してください
2.「事実」と「想像」を分けてみる
悩みには「事実」と「自分の想像」が混ざってしまうことがあります。
たとえば、恋愛の悩みであれば以下のように混ざるでしょう。
- 事実:彼の帰りが遅かった
- 想像:浮気しているのかもしれない
このように分けて考えることで、自分の状況やどのような悩みを抱えているのかを整理することができます。
人に相談するためには「自分がどのような問題を抱えているのかに気づくこと」が大切だとされています。[1]
悩みを整理することで、だれに何を相談したいのかが見えてくるでしょう。
3.相談したいことを一文にしてみる
「何を相談したいのかわからない」と感じると、誰かに話すハードルは高くなります。
最初に行った「気持ちを書き出す」ことは、頭の中にある気持ちを外に出す作業です。
一方で一文にまとめることは、書き出した内容の中から「いちばん相談したいこと」を見つける作業です。
たとえば、以下のようにまとめてみてください。
- 職場の人間関係がつらい
- 彼との関係を続けるべきか迷っている
- 友人との関係に疲れて距離を置くべきか迷っている
一文にまとめることで気持ちが整理され、だれに何を相談するのかを考えることができます。
「自分の困りごとを明確にすること」は相談するために大切だとされています。[1]
また、ひとりで悩みを解決しようとするのではなく「何に悩んでいるのか」をはっきりさせるだけでも、こころの負担が軽くなることもあるでしょう。
家族や友人に話しにくいときはオンライン診療や無料相談という選択もある
家族や友人に相談するのが憂うつなときは、ムリに身近な人にこだわる必要はありません。
匿名で利用できる相談窓口やオンライン診療など、あなたが安心して気持ちを話せる場所を選んでみましょう。
たとえば、厚生労働省の「まもろうよこころ」では、電話やSNS、チャットなどで相談できます。
また、心療内科や精神科のオンライン診療では、自宅から医師に相談することもできます。「知っている人には話しにくい」と感じているときの選択肢のひとつとなるでしょう。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックは、オンライン診療や夜間診療も行っております。
「まだ大丈夫」とムリをせず、あなたが安心して話せる方法から試してみてください。
24時間予約受付中
当日予約・自宅で薬の受け取り可能
オンライン診療のメリット・デメリットについては、下記の記事もご覧ください。
まとめ|だれにも相談できなくても、ひとりで抱え込まないで
「だれかに相談することが怖い」と思う人は少なくありません。
だれにも相談できないのは、相手への気遣いや不安が隠れていることがあります。
まずは、今の気持ちを書き出したり悩みを一文にまとめたりして整理してみましょう。
「知っている人だからこそ相談しにくい」と思ったら、匿名の相談窓口やオンライン診療を利用するのもひとつの方法です。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックは、オンライン診療や休日診療、夜間診療も行っております。
「だれかに話したいな」「ひとりで考えてもぐるぐる悩んでばかり」と思ったら、おおかみこころのクリニックも相談先のひとつとして考えてみてください。
24時間予約受付中
当日予約・自宅で薬の受け取り可能
【参考文献】
[1]臨床心理学領域の援助要請研究における現状と課題―援助要請研究における 3 つの問いを中心に―|永井 智
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/63/4/63_477/_pdf
[2]「甘え」に対するイメージと援助要請スタイルの関係|浜野 茜
https://lab.kuas.ac.jp/~jinbungakkai/pdf/2022/p2022_05.pdf
[3]「誰にも相談できない」・「相談しづらい」・「相談できる人がいない」悩み。みんなはどうしてる?|東京都
https://www.youth-healthcare.metro.tokyo.lg.jp/story/1483
- この記事の執筆者
- 柚木ハル
作業療法士として精神科で17年の臨床経験を積み、現在は訪問リハビリに従事。経験を生かしメンタルヘルスを中心に、やさしく寄り添う文章を心がけて執筆しています。








