コミュ障治らないは嘘!簡単に1人でもできる会話力トレーニング

人との会話が上手くいかないと、人間関係に影響することが多いですよね。だから「会話が上手くなりたい」と悩むのです。

「なかなか会話が続かない」

「人と話すと緊張してしまう」

「上手く相手に伝えられない」

人と話す練習をすると会話力は上がります。しかし、小手先の会話力を鍛えるだけではなく、会話の練習をして人と話す自信をつける】ことが大切なのです。 

まずは、1人でできる会話力トレーニングをして、人と話すことに対する自信をつけていきましょう。

この記事には、誰でも1人で簡単にできる会話力トレーニングの方法しか載っていません。その中でも自分自身にあった練習方法を見つけ、ぜひ参考にされてください。

なぜ会話が続かないのかを考える

なぜ会話が続かないのかを考える

 なぜ、あなたの会話は続かないのでしょうか。少し自分自身の棚卸をしてみましょう。 

会話をするときに、下記のようなことはありませんか?

  • 話題がなく何を話していいのか分からない
  • 相手の返事が素っ気なくて続かない
  • 会話するときにオドオドしてしまう
  • 知らない間に上から目線の会話をしていないか

このように、まずは自分の会話が続かない原因を探ってみましょう。そして、会話力トレーニングするために改善すべき点を意識して1人でもできる会話力トレーニングをしてみましょう。 

しかし、自分のことってイマイチ分からない…と思われる方は多いと思います。

そんなときは、気軽に相談してください。わたしたちは、どんな相談でもお待ちしています。

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どんな人となら会話を続けたいかを考える

どんな人となら会話を続けたいかを考える

身近に会話力の高い人が、1人ぐらいはいませんか?その方をイメージしてみてください。

会話力の高い人は、下記のようなことが当てはまっているでしょう。

  • 話を振るのが上手い
  • 聞き上手
  • 場の雰囲気を読み解くのが上手い
  • 話しのネタが豊富
  • やわらかい雰囲気
  • ハキハキと元気な雰囲気
  • 愛想がいい

実際に身近にいる場合は、その人を観察することから始めるといいでしょう。会話が苦手な方は、会話の上手な方のマネをすることも大切です。

観察して、実践して…をくり返していくことも会話力トレーニングの1つになります。

1人でもできる会話力トレーニング

1人でもできる会話力トレーニング

会話力を鍛えるために、特にお金をかけてトレーニングする必要はありません

家にあるものや自分が置かれている環境で、工夫すると会話力を鍛えることができます。

下記の5つの方法を参考に、最初の【なぜ会話が続かないのかを考える】であなたに必要な部分の練習をしてみましょう。

お笑い番組・アニメ・ドラマをみる

ただ楽しく見るのでは意味がありません。ポイントは下記の2点です。

  • 話し方に意識してみる
  • 人の気持ちや表情を読み解く

お笑い番組では、司会者の方の場の回し方がとても参考になります【話し方を学んでいる】ことを意識して見ていきましょう。

実際に話している人を見る機会になるため、話している相手の気持ちや表情を気にしてみてみることも大切です。相手の気持ちを読み解く習慣をつけると、実際に対面で会話を続けるときにかなり役立ちます。

本・漫画を読む

 本や漫画を読むことで、語彙力と相手の気持ちを読み解く練習になります。

漫画は特に相手の気持ちを文字で表してくれているので、会話力トレーニングに役立ちます。

映像や動きで会話が頭に会話が入ってくる方もいれば、視覚で会話が入ってくる方もいます。ご自身に合った会話力の習得方法で練習してみましょう。

人間観察をして心の中でアテレコする

 あまり知られていませんが、人間観察をしながらアテレコをすると、会話力の臨機応変さをトレーニングすることができます。

人が自分の想像とは異なる動きをするのは当たりまえです。そのため、実際に動いている人で練習すると、イレギュラーな事態に対応する練習になります。

実際の練習方法の例は下記のような方法です。

  • カフェの2階席から、歩いている人を観察してアテレコする
  • 社内・校内で自分の席から見える人を観察してアテレコする

ゆっくりできる場所で、近くにいる人のアテレコをするイメージです。パッと見て、自分が興味を持った方で練習するといいでしょう。

鏡をみて自分と会話をする

鏡をみて鏡の中の自分との会話力トレーニングは、感じよい話し方の練習におすすめです。

相手に自分が話している姿がどのように見えているのかを、じっくり観察しながら練習すると良いでしょう。

1人でコッソリと練習できるため、誰でも簡単に行うことができます。人と話すのが恥ずかしいと感じる方や、お金をかけずにコミュニケーションの練習をしたい方におすすめの方法です。

日常生活の中で会話のネタを集める

日常生活の中で、会話のネタを常に集めましょう。ほんの些細な内容でも会話のネタとして広げることができます。「こんなこと、相手は興味ないんじゃないかな…」と思っても、話してみて相手がノッて来なければ、その会話は早々に切り上げればいい話です。

 恐れずに話しを振ってみましょう。そこから相手の出か次第で考えればよいのです。

対面で話しを続けるためのポイント

対面で話しを続けるためのポイント

対面で会話を続けるためのポイントは、下記の5つです。

  1. 話し相手をよく観察する
  2. 表情・言い回しに気を付ける
  3. 身振り手振りをくわえる
  4. 知っていても知らないふりをして尋ねる
  5. 自己開示しながら相手の話にからめる

それでは詳しく解説していきますね。

➀話し相手をよく観察する

1人でできる会話力トレーニング

相手の様子を観察するためのポイントは、ゴーサインとノーゴーサインを読み解くことです。これは、話しかけるタイミングや会話を続けていいのかを読み解く上で大切なポイントになります。 

もう話しを辞めたい相手に無理に話し続けるのは、得策ではありません。あなた自身もストレスになり、さらに、次に同じ相手に会ったときのあなたの印象にも影響します。ノーゴーサインを出された場合は、速やかに会話を切り上げましょう

ゴーサインとノーゴーサインは、今記事を読んでいるときなら冷静に判断できるのですが、人と会話をしているときは、見逃してしまうことが多くあります。

これは、実際に会話の経験値を積んでいくのが1番の近道になります。しかし、なかなか練習する機会がない場合は、気軽に当院で練習してもらって大丈夫です。

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②表情・言い回しに気を付ける

感じよく会話を続けるためには、口角を上げて、少し目を開いて、言葉に抑揚をつけて話してみてください。

会話の語尾を少し上げるのもポイントです。最後の印象を良くすると、相手にいいイメージが残ります。

また、会話が続かない原因の1つに、知らず知らずのうちに上から目線な言い回しをしていることもあります。人と会話する場合は、少し丁寧な言い回しを心がけると良いでしょう。

③身振り手振りをくわえる 

会話を続けるためには、相手に感じよく思ってもらうことも大切です。

「この人と話しやすいなぁ」と思ってもらうためには、身振り手振りをくわえると親しみやすくなります。

表情は笑顔で、少し会話に手の動きを入れてみてください。

しかし、クネクネしたり、腕を組むのは控えましょう。相手に嫌な印象を与えてしまうかもしれません。

④知っていても知らないふりをして尋ねる

会話力をトレーニングするために欠かせないのが雑談力です。そのため、いかに自分の引き出しを多く持つかは大切になります。しかし、その引き出しを常に全開にして話す必要はありません。時には、知っていても知らないふりをして、相手に話をしてもらうことも大切になります。

『知らないことを教える』ということで相手は満足する場合が多くあります。相手に気持よく会話を続けてもらう上で、相手の反応を見ることは大切です。

しかし、営業職などで自社製品については知っておかないといけないため、知っておくべきポイントはおさえましょう。

⑤自己開示しながら相手の話にからめる

「会話上手は聞き上手」と言いますが…確かに、人は話を聞いてもらうのが好きな方が多いです。しかし、自分ばかり話すのは気が引ける…という方もいます。程よく、相手の会話に少し自分自身の話を盛り込んだ返事を意識してみてください。 

例えば…

自分「昨日の夕方の雨すごかったですね!」

相手「本当にすごかったよね!」

自分「私ちょうど外にいたから、走って家に帰ったんですが、それでもびしょ濡れでした先輩は、大丈夫でしたか?」

このように自分の話も少しまぜつつ、相手に尋ねます。

会話を続けて仲良くなるには、程よく自己開示していくことも大切なポイントです。

 まとめ

1人でできる会話力トレーニング

1週間練習したのにできない…となげく必要はありません。

少しずつ練習をしてコミュニケーションスキルを身につけていきましょう。 

会話力の高い人も1日や1週間でコミュニケーションスキルを身につけたわけではありません。その人は、今までの生活のなかで多くの方と関わり会話をくり返してきています。

1人で練習をした後は、実際に話してみることが大切です。気軽に会話力のトレーニングとして、クリニックを利用するのも良いでしょう。おおかみこころのクリニックは、話し上手になるサポートもしています。お気軽にご相談ください。

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参考文献

非言語的コミュニケーション 直接性からの検討

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/39/2/39_137/_pdf/-char/ja

心理臨床におけるノンバーバル・コミュニケーションに関する研究動向

file:///C:/Users/yamamoto3/Downloads/MJP_13_23.pdf

この記事の執筆者
柚木ハル
作業療法士。精神科での10年の臨床経験を生かして執筆を担当。現在は訪問リハビリに従事しながら幅広いジャンルにて執筆中。
執筆者:浅田 愼太郎

監修者:浅田 愼太郎

新宿にあるおおかみこころのクリニックの診療部長です。心の悩みを気軽に相談できる環境を提供し、早期対応を重視しています。また、夜間診療にも力を入れており、患者の日常生活が快適になるようサポートしています。

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