ADHDの女性は見た目でわかる?特徴や過ごしやすくなる対策も解説










「ADHDの女性は見た目でわかるのかな?」

「わたしの顔つきは普通の人と違って変じゃないかな」

周囲に合わせて笑顔を作り身だしなみをととのえていても、ふとした瞬間の視線や表情に違和感を持たれていないか心配になりませんか。

ADHDの特性は、振る舞いや表情にあらわれることがあります。

あなたが周囲を気にせず過ごせるように、日常でできる工夫を取り入れていきましょう

この記事では、見た目でわかるADHDの女性の特徴毎日が過ごしやすくなる対策を解説します。ムリして普通を演じる苦しさの原因を知り、あなたに合う対処法を見つけてください。

ADHDと見た目でわかる女性の特徴

ADHDと見た目でわかる女性の特徴には、次の3つがあります。

ADHDの特性である不注意や衝動性が、周囲からみたときに目立ってしまう可能性はあります。

大人のADHD女性の特徴は以下の記事でも紹介しています。あわせてご覧ください。

上の空でいる

ADHDの女性は会話中でも意識が別のところに向いてしまい、上の空でいることがあります。[1]

相手の話を聞こうとしても周囲の物音や頭の中に浮かんだ考えに気を取られ、集中が途切れやすいためです。

たとえば、会議中に真剣に話を聞いていても、ふと窓の外の景色が気になり、問いかけへの反応が遅れてしまうケースがあります。

そのため、相手と視線が合わなかったり相づちのタイミングがずれたりして「話を聞いていないのでは」と誤解されてしまうのです。

相手の話を遮る

相手の話を遮ってしまうことは、ADHDの女性にみられる特徴のひとつです。[1]

会話の順番を待てず相手が話している途中で言葉を被せたり、唐突に話題を変えたりしてしまいます。

ADHDの衝動性により、思いついたことをすぐ口に出してしまうためです。

具体的には、相手が話している途中で結論を先回りして言ったり、全く関係のない話題を急に話し始めたりします。話すタイミングが悪いため、まわりから「空気が読めない」と思われてしまうのです。

相手に「自分の話ばかりする」という印象を与え、コミュニケーションに違和感が生じてしまいます。

こころちゃん
こころちゃん

気になったら話したくなっちゃいますよね

落ち着きがない

ADHDの女性には、落ち着きのなさがみられるケースがあります。[1]

ADHDの特性により、じっとしていることに苦痛や不快感を感じてしまうためです。大人になると席を立って歩き回るといった行動は減りますが、小さな動きとしてあらわれやすくなります。

たとえば、仕事中に髪の毛を頻繁に触り続けたり、ボールペンをカチカチと鳴らしたりする行動が挙げられます。

細かな身体の動きが止まらないため、周囲からは「落ち着きがない人」という印象を持たれてしまうでしょう。

ADHDの女性が抱える困りごと

ADHDを抱える人は、仕事や対人関係で周囲からのイメージと実際の能力とのギャップに苦しむことがあります。[2]

一見しっかりしているように見えても、ADHDの人は脳の機能がうまく働いていないため、物事の優先順位をつけたり段取りよく進めたりすることが苦手です。[3]

そのため、日常生活で次のような悩みを抱えやすくなります。

  • 片付けができず机の上を散らかしてしまう
  • 真面目に取り組んでいても単純なミスが多く「やる気がない」と思われる
  • 出かける準備に手間取って遅刻したり大事な約束を忘れてしまったりする

このように、ADHDの女性は周囲のイメージと現実の自分とのギャップに悩んでいるのです。

ADHDの女性が見た目でわからない特徴

ADHDの女性は周囲から「明るくて悩みがない」と思われていても、内面では次のような問題を抱えていることがあります。[1]

  • 感情的になりやすい
  • 依存症のリスクが高い
  • 抑うつ状態になりやすい

まず、ADHDの女性は感情のコントロールが難しく、些細なことでイライラしたり急に悲しくなったりするなど、情緒が不安定になりがちです。

また、買い物やアルコールなどに依存しやすく、自分では行動を止められない状態になることがあります。

ほかにも、誤解されたり叱られたりする経験からこころが傷ついてしまい、抑うつ状態になりやすいのです。

あなたの性格の問題ではなく、ADHDの特性が背景にある特徴と言えます。

ADHDの女性が過ごしやすくなる対策

ADHDの女性が過ごしやすくなる対策には、次の3つがあります。

あなたの特性に合わせて、取り入れられそうなものから試してみてください。

病院に相談する

相手の話を遮ったり落ち着きがないと感じたりしたら、一度精神科や心療内科への相談を検討しましょう

医師の診断を受けることで、ADHDの特性によるものだと客観的に理解できるからです。

受診すると、医師による問診や検査を通じて診断が行われます。そのうえで、脳内の神経伝達物質を調整する薬物療法や、生活の困りごとへの対処法を学ぶ心理療法などが受けられます。

「わたしはADHDなんだ」と認めるのは怖いことかもしれません。しかし、診断を受けることは、今の生きづらさをやわらげるきっかけとなります。

新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多周辺で「ADHDかもしれない」と悩んでいるなら、ひとりで抱え込まずわたしたちに相談してください。

一緒に今後のことを考えていきましょう。

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物の場所を決める

机の上や部屋の中の物に意識が向いてしまうときは、物の場所を決めましょう。[4]

ADHDの特性では視界に入るもので気が散ってしまい、集中力が下がりやすいためです。出しっぱなしの物に気が散りそわそわしてしまうと、脳のエネルギーを使うため防ぐ必要があります。

机の上に文房具や書類を積み上げず、引き出しの中や中身が見えない不透明なボックスにしまって、作業中に使わないものを視界からなくしてください。

視覚的な刺激を減らすことで、落ち着いて過ごせるようになります。

情報を見える化する

会話中に上の空になったり聞き逃したりしやすいため、大切な要件は「見える形」で残す工夫をしましょう。[4]

耳で聞いただけでは内容が頭に残りにくく、トラブルのもとになりやすいためです。

具体的には、上司からの指示を受けるときはメモ帳を開き、その場で書き留めるようにしてください。また、メールやチャットで内容を送ってもらったり、あなたがまとめた内容が合っているか確認したりするのも有効です。

予定やタスクも頭の中だけで管理せず、スマホやホワイトボードなどに書き出しましょう抜け漏れやミスを未然に防ぐためにも、見える形で残してください。

ADHDの特性に悩んだときの相談先

病院以外にも、ADHDを含む発達障害の悩みを相談できる公的な窓口があります。

ひとりで解決しようとせず、次の3つの機関も活用してみてください。

就労移行支援事業所
就労移行支援事業所は就職を目指す人に対し、スキル習得や就職活動をサポートする通所型のサービスです。自分の特性に合う働き方を見つけたいときに役立ちます。
精神保健福祉センター
精神保健福祉センターはこころの健康に関する相談や、社会復帰に向けたサポートをしています。こころの不調を感じているときや、社会生活への適応に不安があるときに相談できる場所です。
発達障害者支援センター
発達障害者支援センターは、発達障害の人とその家族への総合的な支援をする地域の窓口です。日常生活や仕事の悩みについて、専門的なアドバイスや情報提供を受けられます。

どこもあなたの悩みに寄り添い、適切な支援につなげてくれる場所です。

まとめ

ADHDの女性の特徴は見た目よりも、視線の動きや振る舞いにあらわれることがあります。「普通に見せよう」と演じる生活は、こころに負担をかけてしまいます。

まずは、物の場所を決めたり情報を見える形に残したりするなど、環境をととのえることから始めましょう。もし、生きづらさを感じているなら、一度医師に相談することも検討してください。

おおかみこころのクリニックは新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にある精神科です。通院の負担をできるだけ減らせるよう、利便性のよい立地で通院しやすさも大切にしています。

また、対面診療に加えてオンライン診療も実施しています。「仕事が忙しくて通院の時間がない」「待合室で誰かに会うのが怖い」というときには、オンライン診療がおすすめです。

自宅にいながらスマホで医師の診察を受けられ、郵送で薬を受け取れます。まずは手軽なオンライン診療で、あなたの悩みを聞かせてください。

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【参考文献】
[1]注意欠如・多動症(ADHD)特性の理解,村上佳津美
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/57/1/57_27/_pdf/-char/ja

[2]ADHD(注意欠如・多動症)|NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター
https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/disease07.html

[3]第二章 脳の働きと発達障害|東京都保健医療局
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/hokeniryo/5dai2syou

[4]Ⅹ 注意欠陥多動性障害|文部科学省
https://www.mext.go.jp/content/20211014-mxt_tokubetu02-000018454_14.pdf

執筆者:浅田 愼太郎

監修者:浅田 愼太郎

新宿にあるおおかみこころのクリニックの診療部長です。心の悩みを気軽に相談できる環境を提供し、早期対応を重視しています。また、夜間診療にも力を入れており、患者の日常生活が快適になるようサポートしています。




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