「毎日ひどく疲れるのに、はっきりとした原因がわからない」
「周囲が普通にできているのにわたしはできなくて自信を持てない」
周囲から「ただの甘え」と言われると、自分がダメなだけだと責めてしまう気持ちを抱えてしまいますよね。
ただ、生きづらいと感じるのは、決して甘えではありません。その背景には、あなたの繊細さやこころの病気が隠れている可能性があります。
この記事では、生きづらさを感じる理由や対処法を解説します。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多付近で悩むあなたが今の現状を変え、心身を休ませるためにぜひ役立てください。
生きづらいのは甘えではない
生きづらいと感じるのは、あなたの甘えではありません。
なぜなら、日々ひどく疲れてしまうのには意志の弱さではなく、繊細さや環境によるストレスなどの理由があるからです。
たとえば、周囲の音や空気に敏感な気質を持っていたり、いまの職場環境が合っていなかったりすると、自分では気づかないうちに心身のエネルギーを消耗してしまいます。
だからこそ「わたしが悪い」と責めるのはやめましょう。
生きづらいのは甘えではないと理解し、あなたの状態を正しく見つめ直すことが大切です。
次からは生きづらいと感じる理由について解説します。
生きづらいと感じてしまう理由
生きづらいと感じてしまう理由には次の3つがあります。
あなたにあてはまるものがないか確認してみてください。
HSPの特性がある
他人は平気そうなのに自分だけひどく疲れてしまうと感じたら、HSPの可能性があります。[1]
これは病気ではなく、生まれつき外部からの刺激を受け取りやすい気質だからです。
たとえば、他人の不機嫌な態度に触れるだけで自分まで傷ついたり、職場の音や光が気になって仕事に集中できなかったりします。
五感が過敏なため、普通に生活しているだけでも人一倍エネルギーを消費してしまうのです。
HSPの特性を理解しないまま過ごしていると、生きづらさを感じやすくなる傾向があります。
職場や家庭などの環境が合わない
職場や家庭などでうまく立ち回れずに苦しんでいたら、生きづらいと感じる理由になります。
人の能力や適性は、身を置く場所によって発揮できる度合いが変わるからです。
静かに集中したい人が常に電話が鳴る職場で働いたり、自分の裁量がない環境で指示を受け続けたりすれば、本来の力を出せずに疲れてしまいます。
ムリに合わない環境へ適応しようと頑張り続けると、限界を感じてしまうかもしれません。
生きづらいと感じたら、今の環境があなたに合っているかを確認してみましょう。

自分らしさを出せない環境はツラい!!
白黒思考やすべき思考を持っている
ものごとを極端に考える「白黒思考」や「すべき思考」を持っていると、生きづらいと感じやすくなります。
偏った考え方が定着していると、無意識のうちにあなた自身を過度に追い詰めてしまうのです。
0か100かで評価する白黒思考では、少しの失敗でも「すべてダメだ」と落ち込んでしまいます。
また「もっと頑張るべきだ」というすべき思考は、常に自分へ高すぎるハードルを課してこころをすり減らします。
生きづらいと感じたときは、白黒思考やすべき思考になっていないか振り返ってみてください。
生きづらさを感じたときに考えられる病気
生きづらいと感じる背景には、次の3つのこころの病気が隠れている可能性があります。
それぞれについて見ていきましょう。
うつ病
なにをしても楽しめなかったり、気分がひどく落ち込んだりする状態が長く続くなら、甘えではなくうつ病かもしれません。[2]
うつ病は強いストレスによって脳のエネルギーが減り、こころと身体の両方にさまざまな症状があらわれます。
いくら休んでも生きづらい気持ちが晴れず、不眠や食欲不振、身体のだるさなどの不調があらわれ、日常生活に支障をきたします。
この状態を「わたしが甘えているだけだ」と放置するのはやめましょう。
早めに精神科や心療内科のクリニックを受診し、適切な治療を受けることが回復に近づきます。新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックではオンライン診療を実施しているので、お気軽にご相談ください。
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適応障害
特定の環境に身を置いているときだけ生きづらさを感じるなら、適応障害の可能性が考えられます。
環境変化や人間関係によるストレスが本人の順応できる限界を超えてしまい、こころや身体に限界のサインがあらわれる病気です。[3]
たとえば、職場環境が変わったり新しい部署に異動したりしてから急に涙もろくなったり、毎朝の出社前に激しい吐き気や動悸がしたりするケースが挙げられます。
生きづらい環境でムリに耐え続けるのではなく、まずは病院を受診して、適切な環境調整や治療を受けましょう。
発達障害
生きづらいと感じたときには、発達障害の特性が関係している可能性があります。
おもな発達障害は、職場の暗黙の了解を察するのが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)や、仕事での不注意や衝動的なミスが目立ってしまう注意欠如・多動性障害(ADHD)などです。[4]
できない自分をただの甘えだと責める必要は全くありません。
医師の診断を受けあなたの特性を正しく把握することで、日常生活の困難を減らす工夫が見つかるでしょう。
生きづらいと感じるときの対処法
生きづらいと感じるときの対処法は次の3つです。
あなたが試しやすいと思うものから取り入れてみましょう。
自分を責めるのをやめる
仕事での失敗や人間関係の困難に直面したときに「できないわたしが悪い」と自分を責めるのはやめましょう。
自分への厳しい批判は、甘えを正すどころかさらに自信を奪い、生きづらい状況を悪化させます。
深く落ち込んだときには、大切な親友が同じ失敗をした場面を想像してみてください。
そのときに「誰でも失敗するよ」「気にしなくていいよ」といった温かで思いやりのある言葉をかけるでしょう。[5]
このように、ありのままのあなたを受け入れ、優しい言葉をあなた自身に向けてかける習慣を少しずつ育ててこころを休ませてください。

できないときもあります。
自分を責めずに「そんな時期」と割り切ることもときには必要です
自分に合わない環境から離れる
人間関係が合わずに苦しいときは、思い切ってその環境から離れることが有効です。
「ただの甘えだ」と自分に言い聞かせ合わない場所で耐え続けても、心身のエネルギーを消耗してしまいます。
たとえば、常にプレッシャーがかかる職場にいるなら、休職制度を利用して心身を休めたり、転職をして職場を変えたりすることも視野に入れましょう。
生きづらい環境でムリを重ねて限界を迎える前に、環境を変えることを選択肢に入れてみてください。
「完璧じゃなきゃ」という考え方を緩める
自分に対する合格ラインを意識的に下げ「完璧でなければならない」などの極端な考え方を少しずつ緩めましょう。
高すぎる理想を持ちすぎると、到達できない自分に対して「甘えている」とダメ出しをしてしまい、苦しみが続くからです。
仕事では常に100点を目指すのではなく「今日は60点できれば十分」と声に出してつぶやいてみてください。
優先順位の低い業務は明日でいいと割り切り、白黒つけずにグレーな状態を受け入れる練習をします。
「わたしはダメだ」と落ち込む頻度を減らすためにも、完璧を目指すのをやめることで生きづらい毎日から抜け出せるようになります。
まとめ
生きづらいと感じる毎日は、決してあなたの甘えではありません。生きづらさを感じないためにも、心身の不調を放置するのはやめましょう。
生きづらさを感じるときは、こころの病気を発症している可能性もあります。
病院を受診することで適切な治療を受けられるため、症状をやわらげ生きづらさを感じにくくなるでしょう。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックでは、対面だけでなく、平日に忙しい方でも利用しやすいオンライン診療や土日診療を行っています。
ひとりで対処しようと悩む必要はないので、お気軽にご相談ください。
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【参考文献】
[1]日本における HSP 支援の現状と展望:障害概念と関連させて p100
https://shoin.repo.nii.ac.jp/record/2000066/files/11_joks5_kanamaru_hirai.pdf
[2]うつ病|こころの情報サイト
https://kokoro.ncnp.go.jp/disease.php?@uid=9D2BdBaF8nGgVLbL
[3]適応障害:用語解説|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト
https://kokoro.mhlw.go.jp/glossaries/word-1653
[4]自閉スペクトラム症とは|日本自閉症協会
[5]心理学ワールド 87号 「あるがまま」の心理学 セルフ・コンパッションと「あるがまま」 | 日本心理学会








