「今日も仕事に行きたくない」
「できることなら家にいたい」
そう思いながら、布団から起き上がれずにいませんか?
「わたしが甘えているだけかな」と責めてしまうこともあるでしょう。
こころと身体が限界に近づいているときほど、言葉では表せないつらさを感じることも少なくありません。
この記事では「甘え」と「限界」の違いや「仕事に行きたくない家にいたい」と思ったときの乗り切り方について解説します。
ムリに答えを出そうとしなくても大丈夫。
「理由はわからないけれど、とにかくつらい」ときの選択肢も紹介しています。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多周辺で仕事に行きたくなくて悩んだら、おおかみこころのクリニックを思い出してください。
この記事があなたのこれからの行動の参考になりますと幸いです。
この記事の内容
「仕事に行きたくない家にいたい」と思う自分を責めないで
「職場の人間関係が悪い訳じゃないのに」「みんな同じように頑張っているのに」と、仕事に行きたくない理由がわからない人は少なくありません。
厚生労働省の調査では、働いている人の約6割が「仕事に関して強い不安やストレスを感じている」と回答しており、さらに近年増えているのです。[1]
また、ストレス反応には「自分では理由がわからない不調」が含まれています。[2]
たとえば、仕事に行きたくない理由には以下のようなものが挙げられます。
- 夜は寝ているはずなのに朝になると身体が重い
- 職場で周りに気をつかい過ぎてこころが休まらない
- 通勤中から気分が沈み会社が近づくにつれてつらくなる
- 仕事をこなしているだけでやりがいや手応えを感じられない
- 「失敗できない」と思うほど緊張感が抜けず常に気を張っている
あなた自身も気づいていない小さなストレスの積み重ねが、ある日突然症状としてあらわれることも少なくありません。
今はまず「仕事に行きたくない家にいたい」と思うあなたの気持ちを責めずに受け止めてみましょう。
「甘え」と「限界」の違いを整理しよう
「仕事に行きたくない家にいたい」と思うのは甘えなのか悩むことがあります。
ただ「甘え」と「限界」の違いをはっきりと分けることはできません。
甘えを放置すると、甘えの状態だったはずが限界になることがあるためです。
ここでは、甘えと言われがちな状態とこころと身体が限界に近いときの状態を整理しましょう。
以下の記事では「仕事が怖い」と思うことについて解説しています。あわせてご覧ください。
甘えと言われがちな状態
甘えと言われるのは、以下のような状態です。
- 連休明けで仕事に行くのが憂うつ
- 前日飲みすぎて身体がだるくて仕事に行きたくない
- 仕事でミスして上司に注意されたから今日は行きたくない
一時的な疲れやモチベーションの低下、気分のムラなどは、体調や環境に左右されることが多くあります。
甘えと言われがちな状態は、少し休んだり友人に話を聞いてもらったりすると回復するでしょう。
ただ、最初は「甘え」だったとしても、つらい状態が長く続くときはムリに「これは甘えだ」と決めつける必要はありません。
あなたが今感じている不調に正解を探さず、つらい気持ちを受け止めてあげることも大切です。
限界が近いときの状態
こころや身体が限界に近いときは、以下のような状態になりやすいです。
- 涙が止まらない
- 休んでも疲れがとれない
- 朝になると吐き気がする
- 身体が重くて準備ができない
- 何もしていなくても気持ちが落ち込む
- 「頑張らないと」と思うのに動けない
- 考えがまとまらず何をしてもうまくいかない
ストレスが溜まると、眠れなかったり食欲がわかなかったりすることもあります。
また、感情のコントロールが難しくなることもあるでしょう。[2]
「きっと甘えだよね」と限界を見過ごさず「わたしは今、限界に近いのかもしれない」と立ち止まりあなた自身の体調と向き合うことも大切です。

ムリだけはやめてくださいね!
「仕事に行きたくない家にいたい」と思ったときの乗り切り方
仕事に行きたくない家にいたいと思ったときは、以下のような考え方で乗り切りましょう。
それぞれ詳しく解説します。
すぐに答えを出そうとしない
仕事に行きたくないことが続くと「今の仕事はわたしに向いていないのかも」「転職を考えた方がいいのかな」と考えやすくなります。
ただ、仕事に行きたくないと思っても、すぐに転職や休職を考える必要はありません。
まずは、すぐに答えを出さずに「何にストレスを感じているのか」「なぜ仕事に行きたくないのか」と、あなた自身のストレスの状態を理解することから始めてください。[3]
焦って「どうするべきか」と答えを出してしまうと、さらにストレスを感じて体調不良になることもあります。
仕事に行きたくないと感じるのは、あなたのこころと身体がストレスを感じているためです。
まずは「今わたしはつらいと感じている」という事実を受け止め、すぐに答えを出さずに保留にするという選択をしてみましょう。
本当に仕事に行くしかないのか考えてみる
「仕事に行きたくない」と強く感じているときほど、ストレスが大きくなり、冷静に状況を整理したりさまざまな選択肢を考えたりする余裕がなくなってしまいます。
そのため、考え方が一方向に偏りやすくなり「これしかない」と思い込んでしまうのです。
まずは「本当に今日、仕事に行くしかないのかな?」と考えてみましょう。
たとえば、以下のような選択肢もあるはずです。
- 「今日は気持ちを立て直す日」と決めて思い切って1日休む
- 「午前中だけ在宅にして昼から出勤する」のように時差出勤をする
- 「今日は体調が悪いので早退するかもしれません」と先に伝えて出勤する
このように「仕事に行きたくない家にいたい」と思ったときの選択肢は意外とあります。
「頑張らないと」とムリをするよりも、今のあなたにとって何がよいのかを考えてみてください。
今日を「どう過ごすか」ではなく「どうやり過ごすか」を考える
「仕事に行きたくない家にいたい」と思う日は、ムリに前向きになる必要はありません。
今日1日を「どう過ごすか」ではなく「どうやり過ごすか」を考えましょう。
たとえば以下のように考えてみてください。
- 昼休みは気分転換に外に出る
- 今日は必要最低限の仕事だけやる
- 苦手な人との会話は挨拶だけにする
仕事に行きたくない日にムリに頑張る必要はありません。
「帰ったらいつもは高くてガマンしている好きな物を食べるぞ」と楽しみをつくって、今日一日をやり過ごすのもよいでしょう。
また、完璧に仕事をこなすことを目指さず「今日はここまでできたら大丈夫」と仕事内容を小さく区切ることで、こころの負担が少し軽くなることがあります。
「やり過ごす」ことで、あなた自身をやさしく労わる日を作ってください。

つらい日は全力で頑張らなくても大丈夫です
「仕事に行きたくない家にいたい」と思ったときの3つの選択肢
「仕事に行きたくない家にいたい」と思ったときは、以下の3つの選択肢があります。
それぞれ見ていきましょう。
選択肢① 休む
一つ目は「休む」という選択です。
たとえば、有給を使ったり「体調が悪い」と伝えて欠勤したりすることで、気持ちを持ち直すきっかけになるでしょう。
仕事でストレスを感じているときは、まず休むことが回復への近道になります。
選択肢② 相談する
二つ目は「相談する」という選択です。
家族や信頼できる友人、職場の産業医や人事担当に、あなたの状態を相談することで気持ちが整理されることもあります。
「迷惑をかけたくない」「心配させたくない」と思うこともあるでしょう。
ただ、人に相談することで今まで気づけなかったことに気づけることもあるのです。
選択肢③ 支援や専門家を活用する
三つ目は「支援や専門家を活用する」という選択です。
自治体の相談窓口やメンタルクリニックなど、公的な支援や医療を利用することは決して大げさなことではありません。
あなたのつらい気持ちを専門家に相談して、客観的に気持ちを整理するのもひとつの方法なのです。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多周辺で「どこに相談しようかな」と悩んだら、おおかみこころのクリニックもあります。
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まとめ|「家にいたい」と思うほど、あなたは疲れている
「仕事に行きたくない家にいたい」と思うのは、それだけこころと身体に疲れがたまっているということです。
理由がうまく説明できなくても「なんとなくつらい」と感じる気持ちを「気のせいだよね」と無視するのはやめましょう。
今、あなたは疲れているので「どうするか」を決めるのは、今日じゃなくて大丈夫です。
まずは、つらいと思ったあなたの気持ちを、そのまま受け止めることから始めてみましょう。
おおかみこころのクリニックには「こんなことで相談していいのかな」と思うことでも、お気軽にご相談ください
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多の駅近くにあり、利便性のよい立地で通院しやすさも大切にしています。
また、オンライン診療も行っていますので、家にいたいときにご自宅から受診ができます。
ひとりで抱え込まずにすむ場所があることだけでも覚えておいてください。
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【参考文献】
[1]メンタルヘルス対策(心の健康確保対策)に関する施策の概要 2 メンタルヘルス指針|こころの耳
https://kokoro.mhlw.go.jp/guideline/guideline-mental-health
[2]1ストレスとは|厚生労働省 こころの耳
https://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/nh001
[3]e-ラーニングで学ぶ15分でわかるセルフケア|こころの耳
https://kokoro.mhlw.go.jp/selfcare
- この記事の執筆者
- 柚木ハル
作業療法士として精神科で17年の臨床経験を積み、現在は訪問リハビリに従事。経験を生かしメンタルヘルスを中心に、やさしく寄り添う文章を心がけて執筆しています。









