「どうしてわたしはこんなに性格が悪いんだろう」
「また嫉妬してしまった。やっぱり自分の性格が嫌いだ」
このように自分の性格が嫌いで悩んでいませんか?
性格そのものを変えなくても、捉え方を工夫することでつらさがやわらぐことがあります。
この記事では「自分の性格が嫌い」と感じる理由や自分の性格が嫌いなときの対処法について解説します。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多周辺で自分の性格が嫌いで悩んでいるなら、おおかみこころのクリニックへお気軽にご相談ください。
あなたが性格をムリに変えようとせず、向き合い方をととのえるきっかけになりますと幸いです。
自分の性格が嫌いでつらいあなたへ
友だちの成功を素直に喜べなかったり、同僚が評価されるとこころがざわついたりして「こんな自分の性格嫌いだ」と思うこともあるでしょう。
夜に一日を振り返り「あの言い方…感じ悪かったかも」「また嫌なことを考えてしまった」と自己嫌悪になってしまう方は少なくありません。
自分の性格の悪さに嫌気がさすと、こころが苦しくなるものです。ただ、それは「性格が悪いから苦しい」のではありません。
自分の性格が嫌いという思い込みが、あなた自身を追い詰める原因になっている可能性もあります。
まずは、自分の性格が嫌いだと思う気持ちの原因を一緒に探してみましょう。
夜のひとり反省会が続くときは、以下の記事もあわせてご覧ください。
自分の性格が嫌いと感じる理由
あなたが「自分の性格が嫌い」と自己嫌悪になるのは、以下のような理由が考えられます。
どの感情があなたに近いかを考えながら見ていきましょう。
理想の自分と今の自分を比べてしまう
自分の性格が嫌いになるのは「理想の自分」と「今の自分」を比べすぎていることがあります。
たとえば、次のように比べていませんか。
- 「今日は怒らないようにしよう」と決めたのにイライラする
- 「周りの成功を祝福できる人になりたい」と思ってもモヤモヤする
- 「やさしい気遣いができる大人になろう」と言い聞かせてもできない
このような理想と現実のズレがあるたびに「自分の性格が嫌い」と感じてしまうでしょう。
理想はあくまでも理想であり、今の自分を「好き・嫌い」と判断する基準とは違います。
理想の自分との違いが大きいほど、現実との違いに苦しみやすくなるのです。

「性格悪くて嫌い」って思ってしまうこともありますよね
嫉妬や比較をして劣等感を抱いている
自分の性格が嫌いだと感じる背景には、他人に嫉妬したり比較したりして生まれる劣等感があります。
「やっぱりわたしはダメなんだ」と自分を下げてしまうこともあるでしょう。
「あの人はできているのに、わたしはできていない」と人は無意識のうちに、周りと自分を比べて「嫉妬するなんて…性格が悪い」と考えてしまうのです。
ただ、あなたが「この人素敵だな」と思っている人も、口では「おめでとう」と言いながら、こころの奥では劣等感を抱いているかもしれません。
まずは、劣等感を抱くのはあなただけではないと気づくことから始めてみましょう。
一度考え始めると自分を責める考えが止まらない
自分の性格が嫌いだと感じるときは「考えすぎること」に苦しんでいることがあります。
できごとそのものよりも、頭の中で何度もくり返し考えることで自己嫌悪を強めてしまうのです。
このように、否定的な考えを何度もくり返してしまう状態を「反すう思考」といいます。[1]
反すう思考は自然なこころの反応ですが、習慣化するとこころに負担がかかり、うつ病や不安症のようなメンタルヘルスの不調につながることもあります。
同じ内容を考えすぎて眠れなかったり、考えても何も変わらずに気分だけ落ち込んだりするときは、反すう思考になっているかもしれません。
「わたしは今、考えすぎていないかな」と自分に問いかけてみることが、抜け出すきっかけになるでしょう。
マイナスな考えをくり返しているときは、以下の記事も参考にしてください。
自分の性格が嫌いで「病気かな」と不安なとき
「自分の性格が嫌い」「もしかして病気なのでは」と感じることもあるでしょう。
ただ、性格の傾向と精神疾患は同じではありません。
性格とは、考え方のクセや感情の動きなど、その人の行動パターンという意味で使われることが多い言葉です。[2]
一方、精神疾患は、気分の落ち込みや不安が強く長く続き、生活や仕事に支障が出ている状態を指します。[3]
たとえば、以下のような状態が続くときは専門家に相談するとよいでしょう。
- 眠れない、寝すぎてしまう
- 悲しくて憂うつな気分が一日中続く
- 食欲が極端に落ちたり増えたりする
このような状態が2週間以上続いているときは、性格の問題というよりこころが疲れている可能性があります。[4]
「もしかして病気なのかな」とひとりで抱え込むと、その悩みがストレスになります。性格のせいだと決めつけて我慢するより「最近つらいな」と感じたら、専門家に相談することを考えてください。
新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にある、おおかみこころのクリニックはあなたの悩みに寄り添います。
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自分の性格が嫌いなときの具体的な対処法
まずは性格を変えようと考えずに、以下のようにあなたの性格との向き合い方を変えることから始めましょう。
あなたが「できそうかな?」と思えるものから試してみてください。
性格を「変える」より「捉え方を変える」
性格を変えるのではなく、捉え方を変えてみることも大切です。
性格は、これまでの経験の中で長い時間をかけてつくられています。そのため、短い時間で性格を変えることは現実的ではありません。
それなのに自分の性格が嫌いだから「今すぐ変えなくては」と追い込むと、できなかったときにさらに自己嫌悪になってしまうのです。
たとえば、以下のように性格を変えるのではなく、性格に対する捉え方を変えてみてください。
- 嫉妬したとき
- 性格が悪い」と決めつけるのではなく「わたしもあんな風になりたいんだな。頑張ろう!」と捉えてみる
- 落ち込んでいるとき
- 「こんなことでクヨクヨして…自分の性格が嫌いだな」と思うのではなく「考えすぎてしまうのは、それだけ真剣に向き合っているからだ」と見方を変えてみる
このように同じ場面でも、捉え方によって感じ方や気持ちは変わってくるのです。
ただ、いきなり捉え方を変える必要はありません。少しずつ「今わたしは、どう捉えているのかな?」と考えることから始めましょう。
つらい気持ちを信頼できる人に話してみる
自分の性格が嫌いで苦しいときは、信頼できる人に気持ちを話すと客観的に捉えられたりアドバイスがもらえたりするでしょう。
ただ「こんなこと思っているなんて人に言えない」「嫌われるかもしれない」と考える方は少なくありません。
そのようなときは、こころの専門家に相談するのもひとつの方法です。
こころの専門家なら、あなたの相談内容を無断で話すことはありません。
おおかみこころのクリニックでは、オンライン診療も行っております。自宅からひとりで相談できますので、悩んだときはお気軽にご相談ください。
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嫉妬や比較が出てきたときは「なぜそう思ったのか」を書き出す
嫉妬や比較の感情が出てきたときは「なぜそう思ったのか」を書き出してみましょう。
頭の中だけで考えていると「やっぱり自分の性格が嫌いだ」と思い自己嫌悪になってしまいます。
今の気持ちを書き出すことで、落ち着いて考えることができたり今の自分を客観的に見られるようになったりするでしょう。[5]
嫉妬や比較には、あなたの本音が隠れていることがあります。
書き出すことで「自分の性格が嫌い」と思うのではなく「わたしはどうなりたいのかな」と考えるきっかけにしてください。
まとめ|性格を「変わる」より「向き合う」ことから始めよう
「自分の性格が嫌い」と感じるときは、性格が悪いからではなく嫉妬や比較、考えすぎにより、こころが疲れ始めているのかもしれません。
ムリに変えようとするよりも「今どう感じているのかな」と考えることが大切です。
性格の捉え方を変えたり誰かに話したりするだけでも、こころはやわらぎます。
ひとりで抱え込まず、まずは自分と向き合うことから始めてみましょう。
おおかみこころのクリニックは、新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多の駅周辺で通院のしやすさも大切にしています。
また、オンライン診療も行っていますので、ご自宅から相談することも可能です。ひとりで何度も悩むときは、おおかみこころのクリニックへお気軽にご相談ください。
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【参考文献】
[1]うつ病における脳内ネットワークと反芻思考|片山奈理子https://www.jstage.jst.go.jp/article/neuropsychology/40/4/40_17237/_pdf/-char/ja
[2]人はいつ「性格」概念を使うのか─ブログにおける「性格」への言及の分類|荒川 歩、原島 雅之https://www.jstage.jst.go.jp/article/personality/19/1/19_1_1/_pdf
[3]精神障害(精神疾患)の特性(代表例)|厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/shisaku/jigyounushi/e-learning/seishin/characteristic.htm
[4]うつ病|厚生労働省 こころもメンテしようhttps://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/know/know_01.html
[5]今の気持ちを書いてみる|厚生労働省 こころもメンテしようhttps://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/self_02.html
- この記事の執筆者
- 柚木ハル
作業療法士として精神科で17年の臨床経験を積み、現在は訪問リハビリに従事。経験を生かしメンタルヘルスを中心に、やさしく寄り添う文章を心がけて執筆しています。








