最近では認知行動療法を手軽におこないながら、心のケアができるアプリがリリースされています。
Awarefyも認知行動療法を取り入れて、自分でメンタルケアできるアプリの一つです。早稲田大学との共同研究をおこない、Awarefyの有効性について検証や研究が続けられています。
今回はAwarefyの特徴や効果について調査しました。さらに実際に使ってみた方のレビューも紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Awarefyの特徴【毎日の心の記録を残す】
Awarefyは毎日の体・心の状態、感情を記録できるアプリです。記録したものはレポートされるので、体調や感情の傾向に気づけます。
また、こころの状態測定ではストレスレベルや不安レベルを測定でき、数値化されるので自分の状態を把握しやすくなるでしょう。
さらにプレミアムプランに加入すると、認知行動療法プログラムを実践できたり、マインドフルネス瞑想の種類が増えたりなど、ケアできる機能が増えます。
認知行動療法は全部で11種類あり、ワークをおこなっていく実践型のプログラムです。自分の状態に合わせたプログラムをおこなって、心の悩みを解決していきます。
Awarefyを使って得られる効果【何が変わる?】
Awarefyを使うと、客観的に自分を見れるようになったり、自分で心のケアができたりする効果があります。
感情を記録する「感情メモ」をつけると、一日ごとの感情の変化を振り返れます。自分がどんなことでネガティブな感情になったか、あるいはポジティブな感情になったかを発見できるでしょう。
さらに認知行動療法プログラムを通じて、自分で心のケアができるようになります。ワークを実践していくことで物事を冷静に見れるようになるので、ネガティブな感情を落ち着かせられます。
Awarefyを使った方のレビュー【口コミや評判は?】
ここからは実際にAwarefyを使ってみた方のレビューを紹介していきます。プレミアムプランの機能も使用してもらったので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
毎日の記録が続けやすい
毎日の記録はどんなことを記録するんですか?
ココロとカラダを5段階のスタンプで当てはまるものを選びます。
朝・晩つけられるので、コンディションの変化が見られました。
スタンプを選ぶだけなので、簡単で続けやすいと思います。
続けやすさは大事ですよね。プレミアムプランには「今日のToBeを設定」という機能がありますが、使ってみてどうでしたか。
ToBeでは今日一日どんな自分でありたいかを決められます。自分では思いつきにくかったので、参考ToBeリストから選んでいました。
たとえば、「感謝の気持ちを伝える」や「自分でやれることはやる」などがあります。テーマを決めると、一日を充実して過ごせたような気がします。
認知行動療法プログラムでスキルを身につけられる
認知行動療法プログラムはAwarefyのメイン機能ですね。どのプログラムをおこないましたか。
「人付き合いで疲れないスキルが身につく」をやりました。このプログラムは自分よりも他人を優先してしまう人向けで、6日間おこなっていきました。
プログラムをやってみてスキルが身についた実感はありましたか。
ありました。セッションが全部で6つあって、まずなぜ人付き合いで疲れるのかを考えるワークをやりました。
次に疲れたときに自分をケアする方法を学びながら、実践していきます。実際の状況を思い出しながらワークをやっていくので、ただ本を読むよりも身についている実感はあります。最後はまとめのセッションなので、プログラムの復習ができました。
マインドフルネス瞑想ですっきり
マインドフルネス瞑想には250種類以上の音声ガイドがあるんですね。
「寝付けないとき」「やる気が出ないとき」「ストレスを感じるとき」といった目的に合わせて瞑想ができます。
長さは3分〜15分くらいなので取り組みやすかったです。
実際にやってみてどうでしたか?
「自分をチェックする『今どう?』瞑想」をやりました。音声ガイドとヒーリングミュージックが一緒に流れてきて、心を落ち着かせやすいです。
心身の状態を客観的に観察していくので、心身を見つめるいいきっかけになりました。イヤホンをするとより瞑想に集中しやすかったです。
Awarefyはこんな人におすすめ【まずは手軽に試したい人】
Awarefyは以下のような人におすすめです。
- 認知行動療法を手軽に試してみたい人
- 自分で心のケアをしたい人
- 心身の状態や感情を記録したい人
Awarefyのメイン機能である認知行動療法を手軽にでき、ワーク形式で実践しながら客観的な考え方ができるようになります。そして物事を冷静に判断して、問題を解決できます。
認知行動療法は16~20回の面談を1回30分以上実施する心理療法です。手軽にアプリでできるので、日常生活に取り入れてみたい人も多いでしょう。
また、心身の状態・感情を記録したい人にもおすすめです。振り返りができるので、毎日取り組むとより心身・感情の波を見つけやすくなります。
Awarefy以外にメンタルケアができるアプリ3選
Awarefy以外にも自分で心のケアをできるアプリを3つ紹介します。
アプリの特徴をそれぞれ解説していくので、気になった方はぜひダウンロードしてみてください。
①muute
muuteは「書く瞑想」と言われるジャーナリングをおこないながら、心のセルフケアができるアプリです。
ジャーナリングは頭に浮かんだことを書き出して、物事や感情を客観的に見れるようにします。ネガティブな感情をおさえてポジティブな感情をもたらす効果があります。質問に答えながら書き出せるので、ジャーナリング初心者にもおこないやすいです。
感情を選ぶ投稿もできるので、毎日書くのが難しい方にも続けやすいアプリになっています。
②認知行動療法「こころの日記」
認知行動療法「こころの日記」は認知行動療法に基づいたワークをおこなって思考を分析しながら、歪んだ思考を正しくしていくアプリです。さらに認知行動療法についてのコラムが読めるので知識を深められます。
毎日の記録は、「最悪」から「とても良い」の5段階で感情を選ぶだけなので管理しやすいです。
他にもうつ病テスト・不安テストがあり、自分の精神状態を測れる機能もあります。病気の診断をするものではありませんが、一つの目安にしてみるといいでしょう。
③Upmindheading
Upmindは自律神経の状態をカメラで測り、改善するための瞑想やストレッチを提案してくれます。指をカメラに30秒間当てるだけで自律神経の状態、心拍数を計測できます。
東京大学と共同研究し、科学的な検証を元にしながら開発されました。
瞑想は「朝の瞑想」「集中力を取り戻す瞑想」などテーマや時間によって選べます。
コラムが読める「学ぶ」では瞑想の効果や、ストレスの仕組みなどの知識を身につけられるので、日常生活にも活かすことができます。
まとめ
今回はAwarefyの特徴や効果、実際に使ってみた方のレビューを紹介していきました。
Awarefyは自分でメンタルケアができるアプリとして、多くの機能があります。認知行動療法、マインドフルネス瞑想、こころの状態測定など悩みに合わせて使ってみてはいかがでしょうか。
注意点として、Awarefyは治療や予防を目的としているものではありません。通院している方は前もって主治医の許可を得た上で、ご自身の責任で利用を始めてください。
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