全然頑張ってないのにしんどいは甘えではない|自己嫌悪対処法7選




この記事を読んでほしい人
・全然頑張ってないのに仕事がしんどい
・みんな頑張ってるのに自分は頑張ってない
・頑張りたいのに頑張れない甘え?
・頑張りたいけど頑張れなくて自己嫌悪
・頑張ってない自分が嫌い

わたし…全然頑張ってないのにすぐ「しんどい…」って思っちゃうんです。周りの人にも「頑張ってるね!」って言われるけど…そんな風に言われて逆にしんどくて…

浅田先生
浅田先生

自分では頑張れてないと思ってるときに褒められると、しんどくなっちゃいますよね。今回は、しんどくならないための考え方や対処法解説していきますね!

「あぁ…自分は全然頑張れない」

「なんで頑張ってないのに、褒めてもらえるんだろう」

このように感じる方もいるのではないでしょうか。

全然頑張ってないのにしんどく感じてしまうのは甘えではありません。あなたの生活習慣や考え方を整えることで改善できることが多くあります。

今回は、しんどく感じてしまう原因具体的にどのよう対処したらいいのかを解説していきます。この記事を読んであなたが少しでも生きやすくなると幸いです。 

全然頑張ってないのにしんどいと自己嫌悪にならなくていい

全然頑張ってないのにしんどいと自己嫌悪にならなくていい

「全然頑張ってないのに…」と思うときは、頑張らなくて大丈夫です。

頑張れないときに無理に頑張ると心が疲れてしまい、うつ病や適応障害などの心の病気になってしまうこともあります。[1]

心が疲れる前に専門家に相談するといいでしょう。専門家があなたのことを否定することはありません。気軽に相談してもらって大丈夫です。

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全然頑張ってないのにしんどい原因

全然頑張ってないのにしんどい原因

わたし全然頑張れてない…

しんどいなぁ…

このように感じる原因は下記の5つです。

それぞれ詳しく説明していきますね!

頑張る基準が高い

「全然頑張ってないのに」という基準は誰が決めたのでしょう?

自分と向き合ってみると、自分が作った基準のことが多くあります。[2] 

日常生活の中で「がんばったーーーー!!」と思えることは、そんなにありません。自分で設定した誰かと比較しての基準なら、しんどくなるほど頑張らないほうがいいでしょう。

心と身体が疲れている

少しの疲れでも積み重なると、ストレスになり「しんどい」と思うようになります。

また、疲れは身体の疲れだけではありません。心も健康でなければいけません

心も身体も健康でないと、いろいろなことがしんどくなり仕事に支障が出てくるでしょう。

すると、やらなきゃいけないことも頑張れなくなってしまいます。

やらなきゃいけないのにやる気がでない対処法が知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

自己肯定感が低い

周囲の人に「頑張ってるね」と言われても、自分の頑張りを認められないのは、あなたの自己肯定感の低さに原因があるのかもしれません。

自己肯定感は、今まで育ってきた環境や人との関わりの中で作られていきます

そのため、自己肯定感の低さは、1週間や1ヶ月で改善するものではありません。

自己肯定感について気になる方は、下記の記事もご覧くださいね。

自己肯定感が上がると、ストレスを感じにくくなり、あなた自身が生きやすくなるでしょう。 

やりたくないことだから

やりたくないことをしている場合は、モチベーションが上がらず頑張れないことがあります。すると「全然頑張ってないし…」と、しんどくなってくるでしょう。[2]

やりたくなくてダラダラしてしまうことが、癖になっている場合もあります。詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてくださいね。

もし、うつ病や双極性障害などの心の 病気が気になる場合は、お気軽におおかみこころのクリニックに相談してください。24時間いつでも予約受付ができます。

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今いる環境が自分に合ってない

あなたの周りがエリート集団や、あなたをけなすような環境の場合は「全然頑張ってない」と思ってしまい、しんどくなるでしょう。

周りの人の基準に合わせると、自分のキャパを越えて無理をすることになります。周りに合わせて仕事をすることは大切ですが、自分がしんどくなるほど頑張る必要はありません

全然頑張ってないのにしんどいと自分が感じるときの対処法7選

全然頑張ってないのにしんどいと自分が感じるときの対処法7選

「全然頑張ってないのに…なんだかしんどい」と感じるときの対処法は7つあります。

こころちゃん
こころちゃん

これならできるかも!と思えるのもから試してみてくださいね♪

できていることに目を向ける

「全然頑張ってないのに…」と言っても、本当に全く何もしていないことは、ほとんどありません。何か少しはやっています

頑張った基準をさげると、しんどいと思わなくなるでしょう。[2]

少しでも人の役に立っていたら、相手からすると「ありがとう!助かった」となります。

自分のできたことに目を向けていきましょう。

例えば…
・資料作りで先輩にもらったひな形の資料をパソコンで入力した
・今日はいつもより5分早く出社して掃除をした

今の自分を素直に受け入れる

全然頑張っていないのに、周りの人に「よく頑張っているね」と褒めてくれるなら、素直に今の自分を受け入れましょう。

また、周りに何も言われないのであれば、あなたは程よく頑張れているのかもしれません。それが、あなたの周りからの評価です。

頑張りすぎて心が疲れて休職することになると、もっとしんどくなってしまいます。

案外、今ぐらいがちょうどいいのかもしれませんよ

その日にやったことをメモしておく

日記や携帯のメモなど何でも大丈夫です。今日自分のやったことをメモしましょう。

何かに書き出すことで、自分自身を客観視することができます

1日何もしていないことは、ほとんどないでしょう。

やったことの基準を下げてメモをすることで、自分のできていることを客観視することができ、しんどく思わなくなるでしょう。

例えば…
・朝、顔を洗った
・朝ごはんをきちんと食べた

 ゆっくりと心と身体を休ませる

しんどく感じてしまうのは、身体に疲れが溜まっている可能性もあります。身体の休息と一緒に心の休息もとりましょう。よく寝て軽く運動するなどの生活習慣の見直しも大切です。[3]

心身を健康に保つことで、乗り越えられることは多くあります。

たまには、好きなことに没頭して気分転換をしましょう。

例えば…
・近所を散歩してみる
・カフェでまったりすごす

他の人と比べない

あなたの頑張る目標はどこでしょう?

もし、SNSの中の人のような生活を目標としているのならば、それはキケンです。SNSの中の人はキラキラ見えるだけで、人も見えない所で苦労しています。

自分と比べてしまうなら、見るのは控えた方がいいでしょう。

例えば…
・SNSを見るのを控える

自分のキャパを知る

「あの人はあんなに頑張ってるのに…自分は…」と思わなくて大丈夫です。

一人ひとり生活環境、抱えられる仕事量は違います

自分のキャパを把握できない原因は、人と比べていることもあります。

自分のキャパを知ることで「ここまでできたらいい方だ!」と思えるようになるでしょう。

環境を変えてみる

あなたの周りがエリート集団の場合、「自分なんて…」と思ってしまうでしょう。

その環境がつらい場合は、転職を考えてみるのもいいかもしれません。次の仕事先では、今の環境に慣れているあなたは、すごく仕事ができると評価されるかもしれません。

全然頑張ってないのに「頑張ってるね」と言われてしんどいときの考え方

全然頑張ってないのに「頑張ってるね」と言われてしんどいときの考え方

全然頑張ってないのに、周りの人から「頑張ってるね」と言われたことで「しんどく」感じる必要はありません。

しんどくなるぐらいなら、受け流しましょう。

受け流してもいい理由は下記の2つです。

頑張ってないのに評価されてラッキーと思う

もしかしたら、あなたは頑張りの見せ方が上手なのかもしれません。

自分では「全然頑張ってないのに…頑張ってるね!と言われて申し訳ない…」と思うのではなく、言ってきた相手には、あなたが頑張ってるように見えたということを評価すべきです。

周りの人からの評価は大切です。頑張ってる風に見られてラッキーぐらいで考えるのもいいでしょう。もっと気楽に考えても大丈夫です。 

社交辞令のこともある

褒めた相手が必ずしも本心で「頑張ってるね!」と言ったとは限りません。

社交辞令の可能性もあります。褒められてしんどいならば、受けず流してみましょう

周囲の人はそんなにあなたのことを気にしていないかもしれません。

全然頑張ってないのにしんどいのは甘えではない|まとめ

全然頑張ってないのにしんどいのは、甘えではありません

「みんな頑張ってるのに、自分は全然頑張れてない…」と思うのは、周りの人と比べていることが原因です。

仕事や家事など、日常生活の中には多くのやるべきことがあります。

今自分ができていることに客観的に目を向けることで、自己嫌悪にならずにすむでしょう。

今回紹介した、7つの対処法を「これ、わたしもできるかも!」と思ったものから試してみてください。

しんどい気持ちをずっと自分の中に溜めておくと、どんどん心が病んでいきます。

誰かに話したくなったら、おおかみこころのクリニックへ気軽にお越しくださいね。

24時間予約受付中

参考文献

[1]セルフメンタルヘルス|厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000881325.pdf

[2]大学生の自己嫌悪感を高める自己肯定のあり方|佐藤有耕

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep1953/49/3/49_347/_pdf

[3]快眠と生活習慣 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

この記事の執筆者
柚木ハル
作業療法士。精神科での16年の臨床経験を生かして執筆を担当。現在は訪問リハビリに従事しながら幅広いジャンルにて執筆中。
執筆者:浅田 愼太郎

監修者:浅田 愼太郎

新宿にあるおおかみこころのクリニックの診療部長です。心の悩みを気軽に相談できる環境を提供し、早期対応を重視しています。また、夜間診療にも力を入れており、患者の日常生活が快適になるようサポートしています。




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