うつ病でも仕事に行ける!症状と向き合いながら職場に通う方法を解説




うつ病って診断されたんだけど…今している仕事は続けて行けるのかな?

浅田先生
浅田先生

うつ病と診断されても、働き続けている方はいますよ!今回は、うつ病の方が働き続けるための気を付けることについて解説していきますね。

「うつ病だけど仕事に行ける」
「仕事に行けるならうつ病じゃないと言われた」
「うつ病を抱えながら仕事を続ける方法が知りたい」このような悩みはありませんか?
本当にうつ病なのか、疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。
うつ病の症状と向き合っていくことで、働き続けられます

この記事では、うつ病でも仕事を続けるときの注意点を解説します。メリット・デメリットもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

うつ病でも仕事は続けられる

うつ病でも仕事は続けられる

うつ病を抱えていても仕事は続けられます。

「仕事を続けられる人はうつ病じゃない」と言う人もいますが、すべての仕事ができないわけではありません。

アルバイトやパートのほかに、障害者雇用などさまざまな雇用形態があります。環境面では、人との関わりが少ない業務や、ルーチンワークなど条件次第では仕事ができます。

気分の落ち込みや不眠など、仕事を行う上で注意する症状があるため、主治医や周囲の人を頼りながら業務を行いましょう。

うつ病を抱えたまま仕事を続けるメリット

うつ病を抱えたまま仕事を続けるメリット

うつ病を抱えたまま仕事を続けるメリットは以下の2つです。

順番に解説します。

収入が確保できる

収入が確保できると経済的な不安がなくなります。働けないと経済的に家族に頼ったり、生活保護を受給したりするなど、人に頼る生活を送らなければなりません。自分で稼いだお金は使い道を自由に決められるので、精神的余裕も生まれるでしょう。

職歴の空白をなくせる

職歴の空白をなくせます。職歴に空白があると転職活動時に説明が必要となるため、採用に影響を及ぼす可能性があります。

将来のキャリアを考えると、仕事をしていた方がスムーズに転職活動が行えるでしょう。無理しすぎて、体調が悪化するのは危険ですが、健康に気を使いながら仕事を続けられるとよいでしょう。

うつ病を抱えたまま仕事を続けるデメリット

うつ病を抱えたまま仕事を続けるデメリット

うつ病を抱えたまま仕事を続けるデメリットは以下の2つです。

順番に解説します。

体調を崩しやすくなる

うつ病を抱えたまま仕事をすると体調を崩しやすいです。

仕事の就業時間に合わせて生活しなくてはいけないため、症状が悪化して体調を崩しやすくなるでしょう。症状が悪化すると、仕事を辞める可能性がありリスクが高くなります。

家族に心配をかける

うつ病を抱えながら仕事を続けられるか、家族が心配します。体調が悪いのに仕事にいく様子や、日に日に悪化していく姿を見て心が苦しくなるでしょう。

家族に心配させると思ったら、仕事のことを話したり辛くなったら相談したりするなどのコミュニケーションをおすすめします。

うつ病を抱えたまま仕事を続けるときの注意点

うつ病を抱えたまま仕事を続けるときの注意点

うつ病を抱えたまま仕事を続けるときの注意点は以下の3つです。

順番に解説します。

通院を続ける

通院を続けましょう。仕事が忙しくて通院する時間がないときもありますが、病院に行かないと症状が悪化する可能性があります。薬がなくなり離脱症状が現れることもあるため注意が必要です。

病院では職場での困りごとや仕事を続けても良いかなどの相談もできるので有効活用しましょう。体調を崩したら働けなくなることもあるため、通院は最優先事項です。

生活リズムを崩さない

就業時間に合わせた睡眠やバランスの取れた食生活を心がけましょう

寝不足で仕事するとミスにつながります。眠れない方は勤務日数を減らすか、勤務時間が短いシフトに変更できないかを検討しましょう。

睡眠以外でも偏食は体調を崩しやすいです。バランスの良い食事をとることを心がけましょう。

相談相手を見つける

仕事で嫌なことがあったり、うつ病について相談できる相手を見つけましょう。悩みごとは人に吐き出すことで心が軽くなります。

主治医やカウンセラー、身近な話しやすい人など相手を見つけておくことが大切です。人に話しにくい場合は、厚生労働省が行なっているチャットサービスなどもあるので、有効活用しましょう。

まもろうよこころ|厚生労働省

相談先に悩んだら専門機関もおすすめです。クリニックなどは医学的な根拠に基づいて治療計画を立てていくので、安心して相談できます。

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うつ病で仕事に行けなくなったときの対処法

うつ病で仕事に行けなくなったときの対処法

うつ病で仕事に行けなくなったら休職しましょう。無理して働き続けると社会復帰できなくなる可能性があります。会社に迷惑がかかると思う方もいると思いますが、まとまった休みを取ることで早期回復につながるでしょう。

休職中は傷病手当金が支給されるため経済的な不安は減らせます。傷病手当金の具体的な手続きに関しては、会社の総務課など事務に確認しましょう。

うつ病で休職を考えている方は、下記の記事も参考にしてくださいね。

まとめ

仕事内容や雇用形態によっては、うつ病を抱えながらでも仕事はできます。

うつ病と診断されて休んでいたけど社会復帰してみたい方や、働き続けなくてはならないなどさまざまな理由があります。いずれにせよ、通院は続けて相談相手を見つけながら治療していくことが大切です。

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この記事の編集者
和田直人
作業療法士。薬機法管理者。障害者入所施設や就労支援施設を経験。現在は放課後等デイサービスで勤務しながら、フリーライターとして活動。医療・健康分野を中心に執筆中。
執筆者:浅田 愼太郎

監修者:浅田 愼太郎

新宿にあるおおかみこころのクリニックの診療部長です。心の悩みを気軽に相談できる環境を提供し、早期対応を重視しています。また、夜間診療にも力を入れており、患者の日常生活が快適になるようサポートしています。




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