夜に診察を受けられる病院はどう探す?夜間料金の仕組みと注意点










「毎日残業で日中に病院に行けず、精神的な限界を感じている」

「夜に診察を受けたいけれど、開いている病院の探し方がわからない」

夜に不安を感じたり動悸がしたりすると、心配になりますよね。仕事や家事の疲れも重なり限界を感じたままひとりで抱え込むのは、とても苦しいことでしょう。

そんな状況でも、夜に対応している病院の探し方や費用の目安をあらかじめ知っておくことで、いざというときの不安や焦りをやわらげることができます。

この記事では、夜に診察を受けられる病院の探し方注意点を解説します。仕事帰りに通えるクリニックを見つけ、今の苦しい状況を抜け出すための参考にしてください。

夜に診察を受けられる病院の探し方

夜に診察を受けられる病院を探す方法には、3つあります。

夜遅い時間帯でも専門窓口や検索サイトを活用すれば、受診できる病院を見つけられます。

それぞれについて見ていきましょう。

新宿周辺で精神科や心療内科を探しているときは、以下の記事もあわせてご覧ください。

#7119に電話する

夜間に開いている病院を探すときに、頼りになるのが#7119(救急安心センター事業)」への電話相談です。

医師や看護師などが症状を聞き取り、状況に応じて受診できる地域の医療機関を案内してくれます。[1]

いますぐ病院へ向かうべきか判断に迷う症状の応急手当についても、電話を通じた相談が可能です。

現在は全国41地域で導入されており、緊急性が高いと判断されたケースは119番通報への転送も行われます

夜遅くに診察を受けられる病院が見つからないときは、#7119の利用も検討してください。

自治体が運営する急病診療所を検索する

自分で移動できる状態であれば、市区町村が運営する急病診療所を検索するのもひとつの方法です。

多くの自治体では、夜まで診察できる診療所が設けられています。

「お住まいの地域 急病診療所」で検索をすると、夜間や休日に開いている診療所の場所や受付時間を調べられます

診療科目や受付時間は地域によって異なるため、自治体のホームページを確認しましょう。

内科がメインの病院であっても、急な息苦しさやパニック症状への相談に乗ってもらえるケースがあります。

自治体の急病診療所を活用して、夜でも受診できる病院を見つけてください。

こころちゃん
こころちゃん

検索して電話してみましょう

医療機関検索サイトで夜間対応の病院を絞り込む

夜に診察を受けられる病院を探すには、医療機関検索サイトを活用しましょう

スマホのGPS機能や条件絞り込み機能を使えば、現在開いている病院を効率よく探せます。

医療情報ネット(ナビイ)病院なびなどを利用すれば、診療科目や時間を指定して検索できます。

たとえば「精神科」「休日夜間対応医療機関」などの条件を入力すると、該当するクリニックの一覧が表示されます。地図アプリと連携させて、現在地からのルートや所要時間を確認するのも有効です。

医療機関検索サイトを利用して、夜遅くても受診できるクリニックを見つけましょう。

夜間診察の料金と割増の仕組み

夜間に病院を受診すると、通常より割増の料金がかかります。

通常の診療時間外に受診したとき、初診料や再診料に一定の金額が加算される仕組みになっているからです。

加算には「時間外加算」「休日加算」「深夜加算」の3種類があります。[2]

たとえば、初診で健康保険の3割負担が適用されるケースでは、下記の金額が自己負担分として上乗せされます。

休日加算日曜・祝日など+2,500円
深夜加算22~6時+4,800円
時間外加算8時前・18時以降など+850円

夜間に受診するときは、通常より多めに現金を用意しておく必要があるのです。

もし詳しい料金がわからず不安なときは、病院へ向かう前に確認しておくと安心して受診できます。

夜に受診するかを決める判断基準

夜に病院を受診すべきか翌朝にするかは、身体の症状や不安の強さで判断してください。

身体の異常を伴う状態は早急な対応が求められるからです。

また、息苦しさや胸の痛みがあるときは、病気が隠れている可能性もあります。

夜間に受診するときは、次の症状を目安にしましょう。[3][4]

  • 夜になると症状が悪化する傾向がある
  • ひとりで過ごせないほど不安が高くなる
  • 呼吸が苦しい、胸の痛みなどの症状がある

これらの症状にあてはまるときは、早急に受診するタイミングです。

夜に受診するか迷うときは、#7119へ相談することも検討してください。

こころちゃん
こころちゃん

受診したほうがよいか悩むときは#7119で聞いてみてください

夜に病院で診察を受けるときの注意点

夜間に病院を受診するときには、3つの注意点があります。

準備不足のまま出発すると、診察を断られたり移動に苦労したりする可能性があります。

事前に病院へ連絡する

病院へ向かう前に、事前に電話で連絡をしておきましょう

夜間は対応できるスタッフが少なく、医師がほかの患者の対応で手が離せないケースがあります。

事前の連絡なしに直接病院へ行っても、診察を受けられないかもしれません。

電話の際は「いつからどのような症状が出ているか」といった現在の状態を簡潔に伝えましょう。

あわせて診察を受けられるか、待ち時間はどのくらい発生するかをあらかじめ尋ねておきます。

確実に診察を受けるためにも、出発する前に電話で受け入れ可能かどうかを確認してください。

必要な持ち物を準備する

夜に病院で診察を受けるときは、必要な持ち物をそろえてから出発してください

適切な診察を受けスムーズに会計を済ませるためには、最低限の準備が欠かせません。

なかにはクレジットカードが使えない病院もあるため、現金も用意しておきましょう。

具体的には、次の持ち物を用意してください。

  • お薬手帳
  • 健康保険証
  • 多めの現金(1万円以上)

紹介状や過去の検査結果があれば、合わせて持参すると診察がスムーズに進みます

慌てず落ち着いて、必要な持ち物をそろえてから病院へ向かいましょう。

安全な交通手段を確保して病院へ向かう

病院への移動には、安全な交通手段を確保してください

心身の状態が不安定なまま自分で車や自転車を運転すると、事故を引き起こす恐れがあるからです。また、深夜の時間帯は、電車やバスは運行を終了している地域がほとんどです。

たとえばタクシーの配車アプリを利用すれば、自宅まで迎えに来てもらえます。

東京都内であれば、救命手当の技能を持つ乗務員が運転するタクシー「サポートCab」を利用するのもひとつです。サポートCabは、東京民間救急コールセンター(0570-039-099)に電話をかけることで手配できます。

体調が優れないときはムリに運転せず、安全に病院へ到着できる方法を選びましょう。

ただし、意識がもうろうとしたり激しい胸の痛みがあったりするときは、ためらわずに119番通報で救急車を呼んでください。

病院に行けないときはオンライン診療の活用も

夜に外出するのが難しいときは、オンライン診療の利用も考えましょう。

スマホやパソコンがあれば、自宅にいながら医師の診察を受けられるからです。移動の負担がなく、リラックスできる環境で相談できます。

たとえば、ベッドの上や部屋のソファに座ったまま、ビデオ通話を通じて医師と対話できます。

予約から診察、薬の処方までオンラインで完結するサービスも増えており、忙しい会社員でも利用しやすい仕組みです。

新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックでは、夜間も21時半までオンライン診療を実施しています。夜に病院へ足を運ぶ気力がないときは、手軽に受診できるオンライン診療を検討してください。

当日予約・自宅で薬の受け取り可能

まとめ

夜に強い不安を感じたり動悸や息苦しさがあらわれたりしたときは、心身が限界を迎えている可能性があります。

不安が強いときは、ひとりで抱え込まずに病院の受診を検討してください。

まずはあなたの状態を把握し、夜間窓口やオンライン診療を活用して心身を休ませる環境をととのえましょう。

新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・博多にあるおおかみこころのクリニックは、対面診療に加えてオンライン診療も行っております。「夜に受診してよいかわからない」と悩んだときは、相談先のひとつとして頼ってください。

当日予約・自宅で薬の受け取り可能

【参考文献】
[1]救急車の適時・適切な利用(適正利用)|総務省消防庁
https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html

[2]緊急時以外は平日昼間に受診しよう|協会けんぽ
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/about/business/saving/003/index.html

[3]緊急度判定プロトコルVer.1 救急受診ガイド(家庭自己判断)|消防庁
https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/kento121_03_kateiprotocolv1.pdf

[4]精神科医療機関受診についてQ&A|公益社団法人 日本精神神経学会
https://www.jspn.or.jp/modules/forpublic/index.php?content_id=2

執筆者:浅田 愼太郎

監修者:浅田 愼太郎

新宿にあるおおかみこころのクリニックの診療部長です。心の悩みを気軽に相談できる環境を提供し、早期対応を重視しています。また、夜間診療にも力を入れており、患者の日常生活が快適になるようサポートしています。




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